太古の昔、神代の時代、魔神の群勢が天界を襲った際に神々の女王である女神ヅーメが使ったという伝説の格闘術
そして後世、魔神の血を引く魔人が魔獣を率いて人類を蹂躙したその時、女神ヅーメより力と共に授けられた巨乳巫女が振るった格闘術
その名を、怒れる女神の鉄拳制裁(イザー・ナミビーン・タ)
だが、戦いの影響でどんどん服が破れ半裸となって戦い続ける巨乳巫女の姿から、誰が呼んだか巨乳神拳、その名でだけ呼ばれるようになるのだった。
そしてもはやおとぎ話の中でしか知られない程に刻が流れていた。
それでも伝説の格闘術は消えてはいなかった。
その次期伝承者たる少女は師の命により旅立つのだった。師の命、それはーー世界各地でお土産買って来い。
それが伝承者としての試練とも知らず、世間知らずの少女は各地で騒動を巻き起こしつつ珍道中を繰り広げていくのだった。