ある日、桐原賢哉は就職の為にとある不動産屋に入った。
そこで紹介された物件は…。
築年数 不明
平家戸建
3DK 80.5㎡
風呂無しトイレ有
敷金礼金0
賃料1.5万
家具付き
事故物件ではないと言うが、前住居者は失踪して随分と経つと言う。
養護施設を出て、引っ越しも終わって壁にもたれ掛かり体重を掛けると、壁が崩れ新たな部屋が見つかる。
そしてその部屋には扉があった。
扉を潜ると異世界に繋がっていたのだ。
前所有者から財産の全てとストレージやスキル等を受け継ぎ、新たな所有者として地球と異世界を行ったり来たり。
地球では無職、異世界では冒険者となった。
最強最悪の黒死の森で魔物を狩る生活は次第に周囲を巻き込みながら地球では味わえなかった幸せを感じるようになる。
地球ではモテなかった(自称)主人公は異世界ではモテるのか?