作品一覧全9件
連載 完結済 10エピソード
「お前みたいな不遇職いらねぇんだよ」  魔物使いという不遇職のジョニー・ホマズンはギルドのお荷物。道具持ちや薬草集めなどの雑用で生計を立てていたがある日解雇を言い渡される。 「そ、そんな! いやだよ!」 「ギルド長の命令に逆らうのか!? ふざけんな! 痛い目見せてやる!」  ギルド長のアッシュの雷魔法を受けた瞬間、彼はここがアクションRPGの世界で自分がこのゲームのプロデューサーだったことを思い出す。  そして前世を思い出した彼の脳内にはこのゲームの「ロードマップ」が浮かぶようになる。 「そうだ、ユーザーからの声が大きくて半年後に魔物使いは超強化されるんだ!」  近い未来、この世界の環境が一変することを思い出した彼は早速行動を開始する。  今は最弱だが後に「やけくそ強化」と呼ばれるハンマーの修行をし、アップデート後には採取困難になる薬草類を大量に抱え込む。  「アイツとうとう頭おかしくなりやがった」と馬鹿にされるが笑っていられるのも今のうち。彼らの職業はアップデート後には軒並みナーフされ、今狩っているモンスターの素材も一気に価値が下がってしまうというのに……  そして半年経ったその日を境に「ギルドを解雇された雑用係」ジョニー・ホマズンは快進撃を始め「鉄槌のジョニー」と呼ばれるようになる。  ため込んだ薬草の価値が上がったところで売りさばき「薬草長者」として富と名声も手に入れたジョニーは国王の目にとまり国の中枢へと食い込むことに。  一方、彼を追い出した連中は自分の職業がナーフされたことも知らずモンスターと戦って満身創痍&ギルドは壊滅状態に。  今さらすり寄られてももう遅い、「ロードマップ」の力で未来が読めるジョニーの弱きを助け強きに鉄槌を下す「正義の魔物使い無双」が今始まる。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2025年06月15日
ギャグ 男主人公 西洋 近世 ハーレム チート 冒険 ハッピーエンド ゲーム 追放 ざまぁ 最強無双 魔物使い アップデート 不遇職 読了時間:約80分(39,988文字)
連載 17エピソード
 厳島海斗(いつくしまかいと)は売れない作家で金欠気味の二十五歳。  金は無い、デビュー以来本は出せない、編集からの連絡は半年ないの無いない尽くし。  そんなお先真っ暗な彼だが……実は昔、伝説のダンジョン配信者「日高円佳(ひだかまどか)」相棒だった過去を持つ。  ダンジョンに潜る「冒険者」としての才能は世界で五本の指に入ると言われる海斗だが、作家として売れたい彼はダンジョンとは無縁の生活を送っていた。  そんな彼だったが円佳にアイテムを取ってくるよう頼まれ(脅され)渋々ダンジョンに潜ることに。その時人気配信者「ハルル」を助ける。  作家として大成するまで目立ちたくない彼は名前も告げずその場から去った。 「さて、企画書を作成しないと、でも編集さんは見てもくれないんだよなぁ」  だがその日以来、なぜか編集長の北大路氏から頻繁に連絡が来るようになる。 <ラブコメ作家の厳島先生にこんな本を書いて欲しいのですが>  今まで放置されていたのに今度はプロットも自作してくる気の乗りよう。それは「ダンジョンで女主人公が王子さまに助けられる」という内容だった。 「最近似たようなこと俺の周りにあったな。ていうか北大路編集長って女性だったんだ」  急にノリ気でどうしたのかと訝しがるが作家として期待に応えようと意気込む海斗。  そんな折、姪の美波に誘われ取材もかねてダンジョンに赴くことに。そこで例の助けた人気配信者ハルルと再会する。  ファンである美波たっての要望で海斗は無理やり彼女とコラボをすることに。 「いや俺、執筆で忙しいんだけど」  だがコラボを承諾した途端、編集長から「忙しくなったので前回の企画は当分先送り」と無慈悲な通告が。 「急に!? 何が起きたの!?」  二転三転する編集長に振り回されながらもハルルとコラボし「日高円佳以来の逸材」として海斗は界隈で有名になっていく。  ハルルの仕事の愚痴を聞いて「個人事業主に優しくしてあげな」と諭すと次の日から編集長が暖かい言葉を掛けてくる。  そして、彼女と仲良くなればなるほど編集長のプロットは具体的になっていき、もはや自分で書けレベル。 「マジ何なの!? 絶対性格悪いぜ編集長……ハルルさんとは大違いだ」  そこに円佳も絡んできて事態はさらに大事に――お互いに素性を知らない二人の織り成すすれ違いダンジョンコメディ。
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ローファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2024年12月31日
ギャグ 男主人公 職業もの ハーレム チート ダンジョン ダンジョン配信 勘違いラブコメ 盾使い 読了時間:約107分(53,074文字)
連載 15エピソード
「――というわけで、ニコライ=ヴァンレッド学園長の更迭が決まりました」  平民も貴族も平等に学べる学び舎を目指し魔法学園を運営していたニコライは貴族派の教頭バルザックの策略で学園長の座を追放されてしまう。 「やれやれ、学園長の仕事は君が思う以上に大変だぞ……お手並み拝見といこうかバルザック君」  そんな追放されたニコライの元に魔女オードリーから若返りの薬を開発したと連絡が入る。 「旦那ぁ、この薬を飲んで自分が創立した学校に入学するのもオツなもんですぜ」 「ふむ、生徒の目線で学校を見るのも一つの勉強かもな」  学生として内側からバルザックを牽制しようとしたニコライは試しにその薬を飲んで昏睡してしまう。  目覚めた時には全盛期である十代の体を取り戻していたニコライ。  だがしかし、その代償はあまりに大きく、なんと三年の月日が流れていた。 「すいません、ニコライさんの魔法抵抗力が高すぎて効くまで時間がかかりました」 「何してくれてんのぉオードリーくんっ!?」 「でも全盛期の力は取り戻せたじゃないですかぁ……それに、やっぱりイケメンだったんですねぇ」 「あぁ、ありがとう――じゃない! 取り戻せたとてなのだよ!」  三年の月日が流れ、魔法学園はすっかり貴族偏重になってしまい、バルザックのせいで学園評判はがた落ち。貴族の卒業生は無能で使えないとタブロイド誌で叩かれている始末。 「なんとかせねば……あいつ経営音痴かバルザック君!」  失った信頼を取り戻すべく、急ぎ平民として入学試験を受けるニコライ改め少年ニコは入学試験で活躍し「ニコライ元学園長の再来」と噂になる。 「本人なのだが……まぁ言っても信じてはもらえんか」  高慢な貴族上級生を「わからせ」たり、授業では「素人質問で恐縮ですが」と悪徳教師を知識で「わからせ」、さらにはニコライのファンガールである鬼教官に正体がバレかけたりと大わらわ。  これは悪徳貴族から学園を取り戻すべく、「賢者」と呼ばれし元学園長が一般生徒として生徒に教師に貴族連中に再教育していく物語――
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2024年12月26日
ギャグ ほのぼの 男主人公 学園 魔法 追放 若返り 老学園長 読了時間:約80分(39,563文字)
連載 完結済 1エピソード
編集さんに企画を読んでもらうために俺がとっている姑息な手段です
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エッセイ[その他]
最終更新日:2024年12月05日
ギャグ ほのぼの 作家 創作論 現実 読了時間:約6分(2,783文字)
短編
 楽なんてものは人それぞれ。  創作論――と、言って良いのかわからないけど。 
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エッセイ[その他]
最終更新日:2024年12月04日
ギャグ ほのぼの 職業もの 創作論 日常 読了時間:約6分(2,705文字)
短編
毛根VS経費 兼業作家だった頃のお話
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エッセイ[その他]
最終更新日:2024年12月03日
ギャグ ほのぼの エッセイ 現実 現実頭皮 お仕事 ノンフィクション 読了時間:約4分(1,885文字)
短編
 作家になったらこういうこともある。  大切なのはネタをネタと受け取るコミュ力だと痛感した話。
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エッセイ[その他]
最終更新日:2024年12月02日
ギャグ ほのぼの 職業もの 日常 作家 お仕事 読了時間:約4分(1,580文字)
連載 76エピソード
※書籍化決定しました! 詳細は追って連絡します! ※旧題(お母さん系悪役令嬢は死亡フラグを回避したい 〜生き延びるために家事スキルを駆使していたら、いつの間にか竜の王子に好かれていました〜)  ある日お母さん系女子高生の長谷川麻里亜(ハセガワマリア)は交通事故にあってゲームの世界に転生してしまう。  転生したキャラはなんと悪役令嬢! しかも物語序盤で起こる事件の死体役な存在!  マリアは悪役令嬢のキャラを守りつつ死亡フラグを回避するため「モンスターテイマー」を目指すことにする。  だがしかし、彼女はゲーム初心者。つい最近までパソコンをインターネットと言ってしまうようなお母さん系女子。  悪役令嬢がどんな存在かいまいちわかっていないマリアは「悪役令嬢はワガママを言えばいい」と考えお屋敷の掃除や料理に口を出しはじめる。  使用人の制止を振り切り汚い場所を雑巾掛けし、シェフの代わりに台所に立ち健康的かつ節約料理を振る舞い始めて……母性溢れるワガママ(笑)を存分に発揮して周囲は大混乱。  そしてモンスターテイマーとなるためゲーム重要キャラである竜の王子キバに手料理を振る舞ったら本編のキャラを差し置いて求愛されて――
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異世界[恋愛]
最終更新日:2022年11月09日
悪役令嬢 日常 もふもふ 家事 料理 ほのぼの ギャグ 女主人公 転生 コメディ お母さん系女子 ゲーム 読了時間:約486分(242,789文字)
連載 19エピソード
 ある日、お人好しな青年ウィルは冒険者の荷物持ちとして雇われた。  近くの町までの道案内も兼ねた簡単なアルバイト――  だがしかし彼を雇ったこの連中、実は後に四英雄と呼ばれる強者ぞろい! しかも腕は一流だが内面に難ありのヤバイ奴らの集まりだった。  超内弁慶。気心知れた奴としか話せないコミュ障女剣士のパウム。  筋肉野生児。何かと拳で語りたがる常識知らずの囚人武道家グレン。  礼儀知らずは天井知らず。話す人全てをイラっとさせるお嬢様魔法使いリグリー。  未開封箱入り娘。買い物をしたことも人を疑ったこともない聖女フランキッシュ(実は腹黒と噂アリ)。  クエスト一つ受注するのに一悶着な連中を目の当たりにしたウィルは交渉事といった雑務も引き受けることになる。  結局ウィルはズルズルと雇われ続け、世界の果てまで付き合う羽目になってしまったのだった。  無事解雇(笑)され、多額の報酬を受け取った彼は貿易都市で念願のカフェを開業。 「さぁのんびりスローライフを満喫だ」  しかしすっかり彼に依存した英雄たちは何かと理由を付けて毎日店に訪れる。  そのせいでカフェには「裏では英雄を雇っている闇ギルド」などとあらぬ噂が飛び交う始末。  ウィルも英雄たちと修羅場をくぐったせいで人並ならない強さを身に着けているため疑いはどんどん加速する。  そんな悩みなど知りもしない四英雄は今日もウィルの宿屋に入り浸るのだった――
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15
最終更新日:2022年04月24日
日常 ラブコメ 異世界 ファンタジー 勇者パーティ 追放(笑) 男主人公 ほのぼの コメディ ギャグ 読了時間:約102分(50,716文字)