ここは私語厳禁でございます。 私語をお使いになられた場合、処罰がございますことを此処にご連絡させていただきます。 また、当図書館は貸出本はございません。 開館は9：00から、閉館は28時までとさせていただきますのでご注意ください。 入荷希望が御座いましたらスペースにてご記入後投函してください。

私と君の話。 君はそそっかしく、話を聞かない。 私はそれに呆れてしまった。 当たり前だろう。君は私にただの一度も言わなかったのだから。

不明。 それはただの夢で、きっともう見ることは無いだろうもの。 それでも、あれはきっと伝えたかったんだと思う。

はい、お待ちどうさまで。あっしは落語を生業にしております人外のものでぇございます。 さて、こいつはある人間の少年少女と、刀を持った幽霊のお話さぁ。人間の少年は不思議なことにあっし達のような人ではないものたちが見えちまう、そのせいで学校では散々な目にあっちまうたぁ、人もまた怖いものだ。そんな少年の学校にある日少女が引っ越してくる。その少女はこれまた驚く程に肝っ玉があるんだから少年は大変さ。少年がつい幽霊を紹介するとこれまた忙しいほどの質問攻め。ひとつひとつ答えりゃ突然興味をなくす。それみて少年は苦笑しかできねぇときた。 さてさてこれから始まるのはそんな凸凹所じゃすまねぇ3人のお話。ゆっくり寛いで、どうか見守ってやってくだせぇ。

息抜き短編です。主人公ではない男の見てきた話しです。