一年中雪に覆われる都市“ネージュア”。 その都市に住む、癒祈、舞歌、翠、誓、アルフェウス。 その五人を中心に廻る物語り。 「俺を必要とする奴なんかいないからいいんだよ」

高校二年生になったばかりの神崎 昴。ある日、昴は夢で見た少年、菅野 祐希と出会う。初対面なのにも関わらず、物凄い至近距離で話しかけてきた祐希に戸惑いながら、最初は遠かった距離を縮めていく。 その一方で、壊れて行く昴のココロ…。今まで白で覆い被せてきた黒が爆発した時見える紅。壊れたら治せない？昴は…。