小学5年の夏休み。 訳あって親戚の家に身を寄せる沙穂は、ある日不思議な体験をする。 「サイレンが鳴っても気にしないで、まっすぐ帰っておいで」 果たしてその不気味なサイレンは何のために鳴るのか。 8/10加筆編集しました

オカルト好きでも全然視えない、でも自ら遭遇しに行く変わり者の渡井先輩。 オカルトそんな好きじゃない、けどよく視えちゃう英先輩。 そしてそんな二人に振り回される東雲の、ちょっと不思議なショートストーリー。 Prologueに掲載しているものが溜まってきたのでシリーズ投稿。一部加筆修正しています。 基本的に2000字程度の一話完結です。 が、ちょいちょい文字数増えてます。 8/28追記 文字数について 作者はもう気にしなくなってきました。 暖かく見守ってください。 目指せ週一更新(白目) 10/31しばしおやすみ

大学に入ってすぐのこと。 オカルトサークルに入った東雲は、ちょっと変わった先輩たちとともに、とある手紙を追うことになる。 それは手紙を読んだものを不幸にする、呪いの手紙だった。 だが、呪いとは一体何であり、誰が作り出したものなのか。 それを解き明かす時、果たして呪いは解けるのか……。 おかしな三人の、最初の物語。 ＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊ 物語自体はできていますので、細々手直ししながらちょこちょこ投稿していきます。 割と勢いで書きました。

冒険に出る楽しい夢、冷蔵庫が空を飛ぶようなヘンテコな夢、そして何かに追われる怖い夢。 どんな夢も、忘れてしまえば見てないも同じ。 それは時として、幸せでもあり不幸でもある。 夢を見たーーような気がする。 これは、とある大学生が夢に振り回された、ただそれだけのお話。 他サイト(ノベルアップ)にも投稿してます。

不可思議な話やホラーが中心の短編。 ショートショートは「Prologue」にも載せてます。 一話完結。

とある家に侵入した泥棒少年。 そこには、眠れない淑女が暮らしていた。 これは、夢を諦めた少年が、夢幻のような淑女に出会い、自分を見つめ直すーーそんな話。 追記 修正前のをアップしてしまったところがありました。修正済みです。

「おやおや、良い香炉に目をつけたね旦那。娘さんへの贈り物かい？　……そうか旦那、あの小物屋のお隣さんだったか。少しばかり忠告しておくが、その香炉、使う時に部屋を閉じないようにね。煙は勝手に隣に流れるだろうけど、匂いはちゃんと部屋に充満するだろうから」 ……獏は、悪夢を食べてくれるという。奇妙な夢に悩む大店の娘を、果たして獏の香炉は救ってくれるのか。その香が繋ぐ縁とはーー

いらっしゃいませ。おや？　迷子ですか？ では、少しだけ待っていてください。道案内しましょう。ただ、今は店を離れられなくて……急ぎでなければお茶でも飲んでいてください。 ーーここはしがない呪い(まじない)屋です。探し物、失せ物から、縁結びに縁切りも承ります。時間潰しに、大昔のことでしたらひとつくらいお聞かせしましょう。といっても、店主から聞いた話で、本当かどうかわかりませんがね。 ーーこれはとある城を舞台とした、宴好きな人々と妖魔の契約話です。平和そう？　いや、どうでしょうねぇ……