「ユシヤよ。最期に何か言うことはあるか?」
今日は勇者として世界を守ってきたユシヤの処刑の日。
幼馴染のソリオをパーティから追い出した彼の人生はそこから逆風にあったかの如くドン底に落ちていく。
逆にソリオは努力を積み重ね強くなりその実力は王国一と言われるまでになった。
ユシヤはそんなソリオに嫉妬し様々な事件を起こし、結果処刑されることとなった。
最期にソリオと話したユシヤは旅の最初にした「誰も餓えることの無い世界を創る」という目標を思い出し深く反省。
その様子を見た王の慈悲により刑が軽くなったユシヤはこのようなことを二度と起こさないように自分を鍛え直すことを決意した。
このお話は1度道を踏み外した勇者が1から鍛え直していく物語です。