朝起きたら、小指に赤い糸が結ばれていた。

■好きになった彼女はオメガだった。アルファである自分はそれが性によるものではないと否定することができずにいる。 ■オメガバース独自設定。

ピアノの音で呼び起こされる片思いの思い出。

大きな声で声援を送る。そんな小さな出来ないことができるようになったなら、もっと好きになれる。

女の子たちが汚れたスカートを乾かす間に教室でお菓子を食べてぼんやりするだけの話。

憧れの先輩になりたくて引いた黒いアイラインをやめた話。

新しくできた友達の誕生日プレゼントのため、少年は家の手伝いでお小遣いを貯める。 目当てのプレゼントは品切れで地味なクッキーしか買えなかったが、おまけとして貰ったクッキーは友達の瞳の色と同じ綺麗な緑色だった。