ここは皆が「潜在能力」を持っている世界。潜在能力は、俗にいう「魔法」や「異能力」と似たようなもの。ただ、少しだけ違うところがある。
「潜在能力を使うためには、それを引き出すために使う特殊な黒曜石と「スタート」という一言が必要」ということ。そして「イメージすることが必要」ということ。
しかし、潜在能力を知っているのはとある者たちだけ。ほかの人々は一切知らずに過ごしているとか。
とある国では、動物を足して二で割ったような、はっきり言って気色悪いモンスターがわんさか出てくる。そんなモンスターを除去する部隊が先述の「とある者たち」であり日々、駆逐にいそしんでいるのだった。
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トラックにひかれて死んだ元・引きこもり少女…つまり私。引きこもりの癖にコミュ障じゃない。そんな私は誰もが夢見る「異世界転生」というものをしてしまうのだった!
そこで出会った少年に連れられて、異世界転生物でよくある「異能力」や「魔法」…ここでは「潜在能力」というものとか「剣術」を使ってモンスターとバトルすることに!!よっしゃ!
なーんて思ったのはつかの間。私の持つ「潜在能力」はごくごく普通のもの。神様さ、こういうのはもっと特殊で強いものにしてよ。しかも運動能力も普通…。
ありきたりの少女だと、ごく普通の少女だと誰もが…私でさえも思ってたんだ。でも…
(多分)涙あり、(多分)恋愛あり、友情ありの異能力バトルあり!二次元大好き馬鹿少女が織り成す、バトルファンタジー(というのかな?)です!!