毒の雲の上に浮かぶ、錬金術の王国フィーロゾーフィア。 　十四歳の女の子、不知火（しらぬい）　小夜子（さよこ）は、ある日ひょんなことから、故郷である日本から異世界フィーロゾーフィアに迷いこんでしまう。 　そこで稀代の天才錬金術師・エチカに雇われ、彼女の店を住み込みで手伝うことになるのだが、「記憶のなかに元の世界の情報があれば、送り帰せる」ということを知り、記憶喪失のフリをして過ごすことに。 　そんなある日、小夜子は〈思い出し薬〉の材料を取りに行かされることとなり、錬金術師のきょうだいテレサとアリサのちからを借りて、リーマジハの森へ採取に行く――。 　※短編形式の長編小説です。 　さる事情から日本に帰りたくない少女・小夜子の、フィーロゾーフィアでの日常を描いたファンタジー小説です。

　ある高等学校の、入学式と卒業式の話です。

　冒険に出た三匹のどうぶつが、レストランを見つけるはなしです。

　長編小説『【異世界転移】をやってみた』（作者：とり）の全エピソードをまとめたショートストーリーです。 　現代の日本から、剣と魔法のファンタジー世界にやってきた高校生の少年ユノの、冒険のあらましです。

　【王国暦　421年】。【秋の月】。 　1年まえに地球（アース）から異世界【メルクリウス】にやってきた、17才の少年ユノ。 　彼が妖精たちのすむ土地――〈霊樹（れいじゅ）の里（さと）〉をたずねて、旅のおわりをむかえるというはなしです。

　廃校を調べ終わった中学生たちの話です。

　　　　　　１４才の『息子』が、父にほんとうの気持ちをつたえるはなしです。

　　　仕事から帰ってきた『おれ』が、むかしのともだちからの『留守番メッセージ』を聞くはなしです。

　１０歳の主人公が、５０歳まで死者に花を捧げつづける話です。

　【妖暦（ようれき）508年】。秋。魔法の世界にある【プリンピンキア美術魔法学校】で、悪魔の召喚がおこなわれるといううわさが立つ。知りあいの少女たちから調査をたのまれた魔術学院教授の青年・和泉（いずみ）は、学園祭にもりあがるプリンピンキア美術魔法学校へのりこみ、真相をつきとめる。というはなしです。