作品一覧全28件
連載 12エピソード
特別治安維持部隊『イージス』。 それは近年悪化の一途をたどるニッポン魔法共和国の平和を取り戻すために結成された、政府直轄のピースメーカー部隊である。 イージスの強襲攻撃部隊の隊長で、若きエースと目される凄腕エージェントのカケル・ムラサメは、とある任務で悪の秘密研究所を急襲、壊滅させた。 そこでムラサメは、副官のミリアリアとともにサファイアという名の実験体の少女を保護したのだが、 「むらさめ……どこ……」 サファイアはムラサメにしか心を開かなかったため、ムラサメは特別任務として父親役を命じられてしまう。 ◇ 「結婚もしていないのに、いきなり父親役をやれとか言われても困るんですが」 「君が優秀なエージェントなのは皆が認めている。リーダーとしての部下からの評価も高い。父親役もなんなくこなせると我々は判断した」 「強襲攻撃任務に投入される実行部隊におけるリーダー適性と、小さな子供の父親役をすることに、どのような因果関係があるのか分かりかねます」 「大丈夫だ、問題ない。我々イージス上層部はそう判断した。あと有休がたくさん残っていただろう。それもついでに消化したまえ。総務がうるさいんだよ。我々は公務員だ、法律には従いたまえ」 こうして凄腕エージェントムラサメはある日突然、一児の父になってしまった――! ◇ 「むらさめ! ママがごはん、できたって! だから、おしごと、おわり!」 「お、呼びに来てくれたのか。偉いぞサファイア」 「はやく! はやく!」 「そんなに急がなくても、ご飯は逃げないよ」 「にげないけど、さめちゃうもん! だから、はやく!」 「なるほど。たしかにそうだな。せっかくミリアリアが作ってくれたんだ。冷めないうちに早く食べないとだ」 「むぅ! ミリアリアじゃなくて、ママ!」 「ああうん、そうだった。そうだった」 「れんしゅうです! もういっかい、いってください!」 「み、ミリアリアママがせっかく作ってくれたんだもんなぁ」 「よくできましたね!」 ◇ 果たしてカケルはサファイアを守りつつ、不慣れな父親役をまっとうできるのか――!?
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2025年06月03日
ほのぼの 男主人公 現代 魔法 日常 ハッピーエンド オフィスラブ ラブコメ 幼女 主人公最強 疑似家族 あのね帳 甘々 じれじれ 恋愛 読了時間:約45分(22,012文字)
連載 18エピソード
「俺の拳よ、勇気に染まれ!そして世界を勇気に染めろ――!」 勇者シリーズ好きの氷河期独身おじさん伊佐見勇輝は、『超勇者王ブレイブレイバー・全ロボ結集デラックス勇者セット(298,000円)』を買った帰りに、道に飛び出した子供を助けようとしてトラックにひかれた。 薄れ行く意識の中、子供が無事なのを確認した勇輝は、そのことに安心するとともに、せめて一度でいいからデラックス勇者セットでブンドドしたかった―― ――そんな前世の記憶を思い出したのは、俺ことユーキ・イサミが異世界で15歳の時。 世界征服を企む悪の帝国ダークロア帝国が、最新鋭の巨大魔導ロボ兵団によって。ブレイブ王国の王都ブレイビアへと侵攻してきた日のことだった。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15
最終更新日:2025年06月01日
BK小説大賞 男主人公 勇者 ロボット ハーレム 勇者シリーズ風 勇者ロボ ロボット・チャンバラ 必殺技 勇気が世界を救う バトル 姫騎士 読了時間:約53分(26,124文字)
連載 完結済 92エピソード
小学校6年生の時、俺は教室でお漏らしした初恋の女の子を守るために水をぶっかけた。 滅茶苦茶怒られて、まるで逃げるように転校した。 その子にお別れを言いたかったけど許されなかった。 それから4年。 転校した先で、家が隣で仲良くなった幼馴染みの小鳥遊小春とともに、俺は高校生になった。 小春は明るくて可愛くて笑顔が素敵で、すごくモテる女の子だ。 転校してからずっとクラスも同じで、いつの間にか俺は小春に強く惹かれてしまっていた。 だから初恋との決別の意味も込めて、もし高校でも小春と同じクラスになれたら告白しようと、俺は並々ならぬ決意をしていた。 だけど小春と同じクラスになって喜ぶ俺に、運命のいたずらが舞い降りる。 隣の席にあの子がいた。 過去にしようと思っていた初恋が、俺の中で瑞々しく色を取り戻していく。 俺の右の席には「初恋」の女の子。 左の席には好意を抱いている「今恋」の幼馴染。 しかも2人とも、どうやら俺のことが好きなようで――⁉ (*)カクヨム先行です。
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現実世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年05月15日
BK小説大賞 ネトコン13 男主人公 現代 ラブコメ ダブルヒロイン 初恋×今恋 甘修羅場ハーレム 甘やかし幼馴染み 高校生×高校生 悩める主人公 恋愛 清楚スレンダー美人 巨乳 読了時間:約244分(121,935文字)
連載 完結済 85エピソード
転生魔王と転生勇者の、殺意100%(?)な現代ラブコメ! ――――― 俺――黒野真央(くろの・まお)はこの春、高校に入学したばかりの平凡な男子高校生だ。 しかしその前世はなんと! 異世界の魔王ブラックフィールドだったのだ! 入学してすぐに、前世の記憶と力の一部を取り戻した魔王の生まれ変わりたる俺は、 「ククク、この世界を我が手に──!」 なんて気持ちはさらさらなく、平和に過ごしていくつもりだった。 が、しかし。 なんということだろうか! 隣の席の美少女ルミナが、前世で俺を殺した「魔王絶対殺すマン」な勇者ルミナスの、生まれ変わりだったのだ! マジヤバイ! 魔王とバレたら殺される! しかもどうやら俺は、魔王ではないかとルミナに疑われているようなのだ。 「駅前にたい焼き屋さんができたんです。帰りに食べに行きませんか?」 その証拠に、ルミナはことあるごとに俺にアプローチをしかけてくる。 くっ、こいつ! さては俺といる時間を増やして、俺の正体を探ろうとしているな? (魔王であることを)隠し通さなければ、生き残れない――! さらには前世で俺の腹心だった美魔族たちも、この世界に転生していることが発覚し、俺の周りはいつしか美少女たちでいっぱいに――!? 「勇者さん、どう見ても魔王様に恋してません?」 「はぁ? お前の目は節穴か。俺を油断させようとしているに決まっている」 「はぁ……そうですか」 (*)カクヨム併載です。
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現実世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年02月16日
男主人公 学園 ハーレム デスゲーム 深読み一人頭脳バトル 一目惚れした勇者 逃げたい元魔王 勘違いラブコメ チョロイン 高校生×高校生 現実世界転生 ファンタジー 読了時間:約260分(129,859文字)
連載 完結済 74エピソード
 僕――神崎暁斗(かんざき・あきと)とひまりちゃんは血のつながっていない義理の兄妹だ。  僕が小学校のころ、クラスに母子家庭の女の子がいた。  それがひまりちゃんで、ガリガリに痩せていて、何度も繕ったであろうボロボロの古着を着ていたこともあって、 「貧乏神が来たぞ~!」 「貧乏が移っちまう! 逃げろ~!」  心ない男子たちからは名前をもじって貧乏神なんて呼ばれていた。 「うっ、ぐすっ……」  ひまりちゃんは言い返すでもなく、いつも鼻をすすりながら俯いてしまう。  そして当時の僕はというと、自分こそが神に選ばれし特別な人間だと思い込んでいたのもあって、ひまりちゃんがバカにされているのを見かけるたびに、助けに入っていた。  そして父さんが食堂を経営していたこともあり、僕はひまりちゃんを家に連れ帰っては一緒にご飯を食べた。  それはいつしか、ひまりちゃんのお母さんも含めた家族ぐるみの付き合いになっていき。  ある時、僕の父さんとひまりちゃんのお母さんが再婚して、ひまりちゃんは僕の義妹になったのだ。 「これからは毎日一緒にいられるね!」  そんなひまりちゃんは年々綺麗になっていき、いつしか「女神」と呼ばれるようになっていた。  対してその頃には、ただの冴えない凡人であることを理解してしまった僕。  だけどひまりちゃんは昔助けられた恩義で、平凡な僕を今でも好きだ好きだと言ってくる。  そんなひまりちゃんに少しでも相応しい男になるために。  女神のようなひまりちゃんの想いに応えるために。  もしくはいつか、ひまりちゃんが本当にいい人を見つけた時に、胸を張って兄だと言えるように。  高校進学を機に僕はもう一度、僕をがんばってみようと思う――。 (*)カクヨムにて先行連載中です。
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現実世界[恋愛]
最終更新日:2024年11月22日
BK小説大賞 ネトコン13 男主人公 青春 ラブコメ 義妹 恋愛 高校生×高校生 じれじれ あまあま 甘々 美少女 学園もの 読了時間:約225分(112,396文字)
連載 完結済 76エピソード
(旧題:子猫を助けたら俺んちが1年生キラキラ美少女ツートップの溜まり場になった。) ─────── 6年前、アタシを助けてくれた名前も知らない運命のカレは、一番の親友の初恋の相手でした──。 ───────  この春、俺――中野拓海(なかの・たくみ)が入学した白陵台高校には、入学早々に1年生美少女ツートップと呼ばれるようになったキラキラ美少女たちがいる。 「え、そうなの? なにそれヤバッ!」  ふわふわボブのギャル系美少女の天野陽菜(あまの・ひな)と。 「うん、うん。へえ、そうなんだ~。面白そうだし、わたしも見てみようかな~」  黒髪ロングの清楚系美少女、木陰美月(こかげ・みつき)。  そんなキラキラ女子たちとモブ男子Aな俺の高校生活は、交わることなく終わる――そう思っていたのだが。  学校からの帰り道、捨てられていた子猫を助けたことで、俺は彼女たちと仲良くなった。  しかも彼女たちは子猫に会うためと言って、俺の家に頻繁に遊びに来るようになって――!? (この作品はカクヨムにも併載しています)
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現実世界[恋愛] R15
最終更新日:2024年09月10日
男主人公 学園 現代 ハーレム 青春 スクールラブ ラブコメ ダブルヒロイン 高校生×高校生 甘々 じれじれ あまあま 猫 読了時間:約239分(119,427文字)
連載 完結済 89エピソード
~あらすじ~ 7年前、街一番の器量よしと言われていた姉が突然連れ去られ、この国の王と隣国の皇子、さらには貴族や商人たちに散々に犯され尊厳を奪われ死んだ。 姉を助けに向かった婚約者のパウロ兄も、顔の形が判別できなくなるほどに激しく殴り殺された。 俺はあの日、最愛の姉とその優しい婚約者の命を奪った王侯貴族・商人たちを、片っ端から容赦なく皆殺しにすると誓ったんだ。 だからこれは、俺が最愛の姉とパウロ兄の仇をとるための、ただそれだけの、それ以外には何もない、復讐という名の物語。 「貴族だろうが、王だろうが、魔人だろうが関係ない。俺はこの手で、全ての理不尽をねじ伏せる──!」 ~~~~~~ 完結済みの同タイトルを、2万字の加筆修正、追加エピソード、エピソードの順番を入れ替えるなどして全面改稿しました。 リュージの年齢を冒頭15歳→12歳に変更。 師匠との過去エピソードを追加して掘り下げ。 三人称小説なのに一人称になっていた箇所を修正などなど多数、加筆修正しています。 (*)カクヨム併載です。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年07月03日
BK小説大賞 ネトコン13 男主人公 ハッピーエンド 容赦ない復讐 ダークヒーロー ざまあ ざまぁ 主人公最強 異世界ファンタジー 読了時間:約316分(157,555文字)
連載 完結済 106エピソード
『姫騎士デュエル』 それは美しい姫騎士たちが、安全かつ公正なルールの下でド派手な魔法戦闘を行う、極上のバトルエンターテインメントである。 ヤマト・リンドウはそんな姫騎士デュエルの1部リーグ『ゴッド・オブ・ブレイビア』で、前年2位の強豪チームのデュエル・アナリスト(データ分析担当)をしていた。 ……ついさっきまで。 「だってそうでしょ? 個人ランキング2位のキャサリン・マオが、ただのデータ分析しかできない裏方の男ごときに、なんであれこれ言われないといけないわけ?」 男に色々と口出しされるのは不愉快だという理由で、ヤマトはクビにされてしまう。 姫騎士デュエルの世界は一事が万事、女尊男卑なのだ。 しかし捨てる神あらば拾う神あり。 ヤマトはチーム『ライトニング・ブリッツ』のオーナー、ミューレからスカウトされた。 しかしライトニング・ブリッツはオフに不祥事を起こし、姫騎士やスタッフがごっそり辞めたすっからかんのチーム。 最下位確定、シーズン中にチーム解体まであると言われている最弱チームだった。 しかも新たに採用した姫騎士はというと、 ・魔力量は膨大ながら、運動神経が壊滅的で、去年は4部で1勝24敗だったリュカ・フリージア ・ツンケンしていてまともに会話すらしてくれない、今季初参戦の訳ありルーキーのマリーベル の2人だけ。 チームの拠点は昨年、廃校となった小学校。 懐事情は借金まみれの真っ赤っか。 「開幕戦は3日後だ。なんとか頼むよ」 ヤマトは最弱チームに勝利をもたらすために、裏方として奮闘する! ――――――― ◆姫騎士デュエル・マスタールール(統一規則) ・第1条 ガードアウトした姫騎士は敗北となる。 ・第2条 ガードアウトした姫騎士を故意に攻撃してはならない。 ・第3条 デュエルの続行が不可能となった姫騎士は敗北となる。 ・第4条 事前に申請したマジックウェポンを1つまで持ち込むことができる。 ・第5条 1対1で雌雄を決すべし。  第5条補足 ただしチーム戦、タッグ戦などは別とする。 ・第6条 姫騎士道に基づくべし。 (*)完結済み
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2024年04月18日
BK小説大賞 ネトコン13 男主人公 ハーレム ラブコメ スポコン ざまあ ざまぁ 美少女 魔法バトル 軍師系主人公 姫騎士デュエル 恋愛 読了時間:約348分(173,813文字)
短編
 俺の名はライナス・グレイク。  名門カサンドラ魔術学院を首席で卒業したエリート魔術師だ。  しかし俺は学院の主席卒業生としては初となる、就職浪人の危機を迎えていた。  王立魔術院や魔術騎士団を始め、魔術系のありとあらゆる関係機関、企業、場末の魔道具屋まで、ことごとく落とされてしまったからだ。 『今に見ていろよライナス。この俺を怒らせたことを後悔させてやる。調子に乗っていられるのも今のうちだぞ。くくく……』  俺は卒業式という晴れの日に、俺に次いで次席で卒業した大企業の御曹司から、憎悪にまみれた視線とともに告げられた言葉を思い出す。 「何をするのかと思っていたが、まさか実家の権力を使って俺の就職に圧力をかけるとはなぁ」  もはやなす術なし。  にっちもさっちもいかなくなった俺は、失意の溜息をつきながら途方に暮れていた。  そんな時に出会ったのが──この『〇〇』でした。 (*)カクヨム併載です。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2024年01月10日
BK小説大賞 ネトコン13 男主人公 ハッピーエンド ラブコメ 一発ネタ テレビ通販のアレ ざまぁ ざまあ 異世界ファンタジー 恋愛 青汁 ギャグコメディ 読了時間:約10分(4,571文字)
連載 完結済 132エピソード
第3回ドリコムメディア大賞で最終選考まで残った、ちょっとHなバトル系異世界転移ファンタジー! (お声がけ待っております!) 異世界≪推し活≫ファンタジー、開幕――! 人気ソーシャルゲーム『ゴッド・オブ・ブレイビア』。 古参プレイヤー・加賀谷裕太(かがや・ゆうた)は、学校の階段を踏み外したと思ったら、なぜか大浴場にドボンし、ゲームに出てくるツンデレ美少女アリエッタ(俺の推し)の胸を鷲掴みしていた。 ふにょんっ♪ 「ひあんっ!」 ふにょん♪ ふにょふにょん♪ 「あんっ、んっ、ひゃん! って、いつまで胸を揉んでるのよこの変態!」 「ご、ごめん!」 「このっ、男子禁制の大浴場に忍び込むだけでなく、この私のむ、む、胸を! 胸を揉むだなんて!」 「ちょっと待って、俺も何が何だか分からなくて――」 「問答無用! もはやその行い、許し難し! かくなる上は、あなたに決闘を申し込むわ!」 ビシィッ! どうやら俺はゲームの中に入り込んでしまったようで、ラッキースケベのせいでアリエッタと決闘することになってしまったのだが。 なんと俺は最高位職のLv99神騎士だったのだ! この世界で俺は最強だ。 現実世界には未練もないし、俺はこの世界で推しの子アリエッタにリアル推し活をする! (*)カクヨム併載です。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15
最終更新日:2024年01月09日
BK小説大賞 ネトコン13 魔法 異能力バトル ラブコメ 姫騎士ハーレム 俺だけ男 主人公最強 学園ラブコメ 推し活 恋愛 読了時間:約454分(226,800文字)
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