成橋風太は女性恐怖症に悩まされている高校生。
女子との会話は1分が限界で、体に触れようものなら咳が出たり、体が痒くなったりと、長い間この体質に悩まされている。
そこそこイケメンなのに、女子と接点を持とうとせず勉強一筋の姿に、男子からはイケメンの無駄遣いだと妬まれている。
そんな風太が通っている学校にはビッチだとみんなから噂されている人がいる。
名前は高宮沙織。
金髪、スタイル抜群で制服は着崩し、
学校はほぼ毎日遅刻、いつも寝癖が付いており、授業中はずっと寝ている。
具体的な話は何一つないが、そんな態度や振る舞いからそう囁かれている。
そんなある日風太は、中庭の隅で高宮沙織が自分の上半身裸の写真を見ている場面に遭遇する。
「やったーーーー、やっと、、裸を見れたーーー!!」
この瞬間、風太の青春に女子の二文字が追加されたのであった。