この日、彼の世界は終わりを、告げた。 主人公レインは自らの国を追われ、仲間を殺され、得たものは呪われた『とある』スキル。 ー それから、早５年。 アストロズ大陸に覇を唱える南部の軍事国家「クロイス」。 それと対立するように存在する北部の３ヵ国を主体とした連合軍。 魔法国家「ヴェルサス」 技術国家「アルカーノ」 商業国家「エルメス」 そして、今は南部と北部の間に位置する山脈と凍るように寒い冬の季節が長く続く、この戦争を止めていた。 そんな束の間、レインは北部連合の軍学校に入り、２年の歳月がたっていた。 ある雨の日、とある銀髪の少女との出合いが止まっていたレインの歯車を回し始める。

　 これは遥か昔のそのまた、昔の御話しである。 　世界にまだ、魔法が存在し、人でないものが生きていた時代の物語である。 世界は地上界、妖精界、魔界、天界に分かたれており、様々な種族が存在した。 主人公であるロロは生粋の人間であり、この世界では結構に珍しいものであった。 殆どが様々な種族のハーフであった。 人は弱く、脆く、非力で、魔力も少なかった。 これは気合いで頑張る御話しである。

西暦5400年 地球から遥か何光年も先の星。そこに人類は到達しました。 そこにはかつて人が崇めていたり、恐れいたような魑魅魍魎が存在しており！？ 遠く離れた星での物語。

夢を願う、少女。 夢の無い、少年。 夢を叶えるために戦う そんな感じなんです。 そんな感じなのを、出来るだけ続けて頑張って書こうかと思います。

災いが覆う世界。 人々は恐怖し、絶望する。 だが、諦めることはしない。 希望を手に入れるために。 例え『神』を敵にまわしたとしても。 『パンドラの箱』に眠りし魔法が織りなす物語。 今、解き放たれん。