産まれながらにして、最弱のレッテルを貼られた主人公アイト。冒険者に憧れるが、スキル『魔獣魔物弱点S』によって防具も関係なしに低級モンスターにもやられてしまう。そんな状況に絶望したアイトは冒険者を諦めて別の道に進むことを決心した。 　新たな道へのスタートラインの女神スキル授与式でアイトは声高く叫びを上げる。 「がっぎゃあぐじてぐだじゃい！」 　そうして涙ながらに叫んだ言葉はあまりにも聞き取りずらく、案の定女神に「カッコ良く」を「硬く」に聞き間違えられてしまった。そして、与えられたスキルは一度も聞いたことがない『剛健』に。その内容は…… 『剛健』　レベル１　体の外側から１ミリが硬くなる。 　次のレベルまで　被ダメージ500 　ただただ不運で、身体が硬いだけのアイトの魔王討伐の旅が始まる！？ ◇四章投稿　一月二十七日から再開◇

　人生は唐突として終わりを迎えて唐突として始まる。 　ある日馬車に轢かれて死んだロウルは、その日からゴーストとして生まれ変わる。しかし、ゴーストとして二度目の人生を満喫するつもりだったロウルはすぐに自分の境遇に気が付いた。『地縛霊』それは土地に縛られるゴースト。活動範囲は半径五メートル。さらには寝ることもできず、物に触ることもできなかった。けれど、ロウルは先輩ゴーストの助言の元、終わりの見えない人生をゴーストとして生き続ける。 　そして、時が経ち二千年。ゴーストを極めたロウルは、ゴーストの未練をなくし、天国へと送り続ける生活をしていた。そんなある日、長い間友達だったゴーストとの別れの間際の言葉で思い悩む。「自分の未練とは」そんな風に悩むロウルの元へとやって来た客人は除霊のために悪魔を探しに来た少女だった……。 　新連載スタート。《毎週日曜二十一時》の更新で進めていきたいと思います。

　現代社会における神様の悩みは、大きいようで意外と小さい。そんな悩みを解決するような、しないようなお話。 　人間では無いような悩みをかかえていたりするけれど、実はそこまで大きな悩みじゃなかったり……。 　一話十分程度。一話完結短編集。 　更新は気分次第。反響があれば色々な話を書いていこうと思います。

　自分の天寿「余命」が見える世界で死亡した主人公芹生燈香。しかし、幸いにも生き返り、返り人となり、能力を得た燈香。 　燈香は、能力を持つ者や天寿を中心とした社会の問題に戦うための組織天岩戸に入る事になる。 　六人の仲間、社長の華内、ブレインの葛籠、やたらと仕事を押し付けられる伊万里、元？ストーカーの京香、アニオタの陽、目立つ筈なのに影の薄い結菜。 　個性の強い仲間たちと共に返り人に立ち向かう！ ※誤字脱字が多かったので修正しました。