羽嶋修平は平凡な男子高校生である。友人が二人いるがその友人ともども、自分たちが平凡であることを十分に熟知した、いわゆるプロの平凡である。
そんな平凡であることに対しプライド...コンプレックスを持った3人が過ごす日常はいたって平凡で平和、であると思われていた。1年間を平凡に過ごした3人は2年目も平凡であることをいとわなかったが、何故か時代はそれを許してくれない。
3人はその困難をはねのけ、必死に自分たちがいた場所へと戻ろうとする。
これは、そんな平凡にこだわりを持った面倒くさ…誇りを持った3人の学生生活の物語である。