日本の隣国にあたり、敵国でもある西の大陸を有する国――普羅。
そこに存在する、日本最後の砦とも言える【東極関門】。そこへ一人の志願兵が赴任してくる。 その兵士の名は、斎藤一流。階級は少将。
日本から捨て去られた、最後の砦【東極関門】に滞在し開戦当時から戦い続けてきた部隊【新撰隊】に入隊した斎藤は、誠の信念を貫き戦い続けてきた隊士達との触れ合いを通し、自らも確固たる志や一生の友人を得る。
だが、その時は迫っていた――。
《逃げろとは言わねえ。言っても無駄だろうだからな。だが……、死ぬなよ。明日を思い続けろ!》
これは、“零”の為に戦い抜いた者たちの記録――。
パラレル 戦争 オリジナル ファンタジー? 戦記
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