「冤罪なんだ、全部」
【死神】の二つ名を持つ主人公マデスは、街中から忌み嫌われていた。
理由は単純。快楽殺人者だと思われているからだ。
組んだパーティーがマデス一人残して全滅することが、頻発した。
しかし不思議なことにマデスに証拠は無かった。
証拠が残されない迷宮内で、人を殺すことで捕まらずに人を殺すことができる人間だと、本気で街の人々からは思われていた。
そんな不幸なマデスの人生は、ある少女と出会ったことで一変する。
少女との出会いを発端に、マデスの罪は大きくなっていく。
その先にあるのは栄光か、それとも断罪か。
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