俺、佐藤和真は親友の神崎晃の二人で下校していた。 　家まであと少しというところで晃は突然悲鳴を上げた。慌てて振り向いた俺は、晃が空間の裂け目のようなものに引っ張られているのを目にする。晃に手をつかまれ、俺は晃を引っ張るが、結局晃とともに裂け目に引っ張られてしまう……

商店街の一角にある寂れたある骨董品店。最近その骨董品店について噂話が広がっていた。曰く、いつもは営業していないが噂では営業しているときに骨董品店に入るとそこには爺さんが一人いて、『不思議な力』をくれるらしい。 　 　 　友人の水瀬が骨董品店の爺さんから『不思議な力』をもらったと自慢してきた。噂が本当だと知った御剣はそれ以来毎日骨董品店へ足を運び続けた。骨董品店へ通うのが日常となってきて頃、ようやく御剣は力を手に入れることができるのだった。 御剣はその力を使っていくのだろうか。