作品一覧全4件
連載 48エピソード
狂気的なまでに演劇を愛する男『火村』 あっけなく死んだ彼はとあるギャルゲーの悪役貴族に転生したが、まぁ見事なまでにキレた。 「(ふ、ふふふふふふふふざけんじゃねえ!! 俺のような一流の演劇人にこんな将来小物の豚の悪役貴族になる男を演じろってのか!? 調子乗ってんなよクソが!)」 彼が転生した男は『グラン・フォン・バハムート』典型的な咬ませ犬キャラである。 演劇人である己を愛しすぎた余り、最早ナルシスト気味な彼は心に決めたのだ。グランとして生き、その上で悪役としての役割を孤高に格好よく全うする事を。 その末、盲目の王女や野生児ヒロインに目をつけられるのだが、彼はそれでも演技はやめない。 これは、膨れ上がった虚像のせいで悪役になるになりきれない愚かな演劇人の物語。 ※旧題『小物の悪役貴族に転生した~俺が孤高のカッコイイ悪役貴族にしてやるぜ!~』
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2022年08月01日
悪役令嬢 日常 ラブコメ 男主人公 学園 ギャグ シリアス 魔法 ゲーム 悪役貴族 勘違い 読了時間:約374分(186,639文字)
連載 6エピソード
 ある日、『國上 鉄郎』はとある不良グループに単身で突っ込み、その結果不良グループをほぼ壊滅させたものの、最後の最後で後頭部を酒瓶で叩かれ気絶し、そのまま意識を失ってしまう。  その直後、鉄郎は見覚えのない河原で目を覚ました。足元を見ると足首が川の水に浸っているので、まるで川に身投げしようとしてしたかのようにも見える。  鉄郎は「大方、あの不良共が気絶した俺を川に投げ捨てたんだろ」と考え、川から上がり、見覚えのある道まで戻ろうとズボンのポケットからスマホを取り出し、マップを開いて歩き出した。    鉄郎は気づかない。  もう既に、自分が以前住んでいた世界とは異なる、男女比1:10の世界にいる事に。  鉄郎は気づかない。  すれ違う人達の全てが女性であり、その全ての人が男である鉄郎をガン見していった事に。    そしてやがて、鉄郎は気づいた。 「あれ? 駅前のコンビニ無くなってる……。コンビニの無い駅前なんて行く価値なくね?」  これは、鉄郎がこの世界にのさばる、女達に守られた『なんちゃって不良男達』を相手に真の不良を拳で教え込む物語。 ※基本息抜きに書いている作品なので更新は不定期です。
作品情報
コメディー[文芸] 残酷な描写あり
最終更新日:2022年04月29日
日常 青春 ハードボイルド ラブコメ ほのぼの ギャグ 男主人公 学園 現代 不良 あべこべ 読了時間:約30分(14,859文字)
短編
俺は幼馴染が好きだ。そして、そんな幼馴染は学校でも一番の人気者で有名人。幼馴染同士でここまで差があると流石に疎遠になってしまうかと思ったが、幼馴染は未だに俺との交流を続けてくれている。本当に優しいもんだよ。そんな彼女に俺は放課後公園に呼び出され、こう言われた。 「――私ね、好きな人が出来たの」 幼馴染からの恋愛相談。俺は幼馴染が好きで、好きだからこそ彼女の恋を応援すべきだろうと自身を鼓舞して立ち上がった。そして、そんな幼馴染が好きになった相手は学校でも一番の不良少年だった。 「いや、話しかけたくないんすけど」
作品情報
現実世界[恋愛]
最終更新日:2022年02月11日
スクールラブ 日常 青春 ラブコメ ほのぼの 男主人公 現代 学園 ハッピーエンド 高校生 幼馴染 不良 読了時間:約33分(16,421文字)
短編
中三の卒業式の後、俺は知らない眼鏡をかけた女になっていた。やけに中二病チックな部屋で目が覚めた俺は、部屋にあった机の上に置いてある『夜中の二時に東公園に来て』という置手紙に従って公園に行くと、そこには正真正銘の『俺』が居た。 そんな俺の姿をした彼女によると、どうやら俺と彼女の身体を呪術による術で入れ替えてしまったのだという。もう一度その術を発動するには一年かけて呪力を溜めなければいけないらしく、俺は女として人生の一年を過ごさなければならなくなった。 そして一年後、彼女から呼び出され呪力が溜まった事を報告されるが、突然彼女はこのまま『俺』として人生を歩んでいきたいと言い出して――。
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2021年09月29日
日常 青春 サスペンス 男主人公 学園 現代 身体交換 入れ替わり 心は男 シリアス 読了時間:約18分(8,754文字)