ぞっとするかもしれないし、しないかもしれない。一応ホラー？

あの時の栞はまだあります。大人になった今では、とても便利で。 もちろん、大切な思い出だから、ですけれども。

あの日私は、行ってらっしゃいと言った。 あの日私は、気をつけてねと言ったのだろうか。

ふわふわ、ふわふわ。 虹色に光るそれが、私の宝物で。晴れの日にしか見れないそれが楽しみで。触れられないそれが悔しくて。 ふわふわり。 たくさん浮かべたら、ひとつくらい、長く残ってくれてもいいじゃないか。

私ととある2匹のお話。 あとがきまで読むのを推奨します。

あなたは自分の夢、覚えていますか。私は、あの夢を忘れることができないのです。 これは私が、夢を持った日の話。