「こんなことになるんなら「死の口づけ」なんてやらなきゃよかった!」
殺し屋という裏家業を持つサラの表の顔は街道沿いの宿屋で働く18歳の自分の童顔にコンプレックスを抱くごく普通の女子である。
ある日、裏家業の組織から下された命令によって、サラの運命が思わぬ方向へ転がっていく。
殺しのターゲットを始末しようとしたところで思わぬ邪魔が入り任務は失敗。
切り札である「死の口づけ」をやってしまったせいで邪魔をしてきた最悪男に連れ去られることになってしまったサラ。
初めて口づけを交わした相手と結婚しなければならない呪いがかかっていると男に言われ、サラは愛がない結婚を強要される。
組織にもターゲットにも追われ、さらに最悪男と結婚しなければならないと次から次へと面倒がサラにふりかかることに。
「殺されるのは嫌だけど、結婚なんて絶対嫌!」
死にたくもないし、平穏無事に結婚も回避したい。もっと言えば殺し屋のような裏家業からも足をあらって普通に生きたい。
何とか逃げる道を探すサラだが、男は絶対に逃がすつもりはないらしい。
サラは無事に逃げ切れるのか、はたまた男に回り込まれて絆されるのか。
アイリスIF5大賞 女主人公 魔法 殺し屋 猫 銃 童顔女子 痴女 人でなし 拗らせ 変態 喧嘩ップル
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