サルバール帝国の第12皇女末娘として生まれたロザンヌ。皇族の兄弟姉妹の中でも一際出来が良い為、皇族争いの関係のない帝国の末端の傘下国であるガーネル国へ嫁がされてしまう。
しかし、ガーネル国の国王は既に愛人がいた。まだ正妃を娶っていない国王は庶民である愛人を側妃にも置くことが出来なかった為、愛人を側妃に迎えたいたい為に喜んで正室にロザンヌ迎えた。
ロザンヌは愛人と国王を閨房を共有する事を嫌がり、国王の閨房を拒んでいた。国王もロザンヌとの閨房は強制しなかった。
暇つぶしに国王の政務の影武者をしていたロザンヌはある日、暗殺される。
死んだ後、ロザンヌをあの世で待っていたのは神だった。どうやらロザンヌが死んだの予定外だったらしい。
しかも未来に起きる邪悪な出来事の救世主を産む事がロザンヌの使命だったと神から聞かされた。そして、もう一度子供を産む為にやり直せと命じられる。
しかも次の転生先が国王の寵妃だとは‥‥。
冗談じゃない!と、ロザンヌは思うのだった。