「＿＿次は、この"世界”」 　もう何度目だろうか。いつものように魔法を発動させ、長らく滞在していた世界から離れて新しい場所に移動する。 　流石に歩き過ぎた。疲れがどっと押し寄せて一瞬フラッとするが、その疲労は体力以外にも魔力の枯渇も原因であると理解し1度魔法の発動をやめようとする。 「·····いやでも、世界渡り(よわたり)だけはしないと」 　このホシには凶悪なモンスターが多くいたせいで、無駄に魔力を使われたのだ。結局成果は無かったし、とりあえずこの危険区域から離れなければならない。＿＿＿まぁ、移動先も同じかそれ以上の所だったらむしろ状況悪化してしまうかもしれないのだが。 「二人の約束、守らないとだから」 　1人はお節介な魔族の子。もう1人は私の知らない世界から忽然と現れた人間の子。 　この二人の約束を守るために、そして皆のことをもっと知れるようになるために、私は旅をする。 ＿＿＿＿＿＿さて、次は何処の世界に行けるだろうか。

暑い真夏の日。紫の元に、ある一通の手紙が届いた。それは、封印と少女と……。まず、博麓大結界に囲まれているこの世界に、まず外の世界から手紙が届くことも有り得ないこと。幻想郷に何かがおこる……！そう睨んだ紫は、行動を開始する。だが、日に日に不思議なことが連続で起き始める。実際に異変が起きるまでの期間が長すぎたため、それで幻想郷全体に混乱を巻き起こす……！ ※二次創作のため、原作と違う部分があるかもしれませんが、ご了承ください

ある日魔王と勇者がいるファンタジー世界「ウイッシュ」では、魔王城最上階にある魔王の部屋で、報告会議をしていた。そこで、魔王の娘「フレア」が、次期魔王候補になることを告げられる。次期候補の方がこなさなければならない課題をしている道中、召喚者に出会い……………？