それなりに真面目に書いてる詩集です。更新は不定期、テーマもバラバラ。それでも徐々に進んで行きます。

雪道を走る車の中で、「僕」は父の記憶にある風景を思い浮かべる。それは一枚の写真、昔々の雪景色の中にある――。「ゆきのまち幻想文学賞」に見事に落選した（笑）作品を改稿したものです。

季節の風が吹く。 小学五年生の翔太と華は、初めて訪れた雪景色の中で出逢い、透き通るような好意を抱いた。その、恋と呼ぶには早すぎる二人の想いが、二人の回りの少年、少女の心にほんの少しだけざわめきを広げていく。その一続きの季節のこと。 誰もが知っていて、忘れかけてしまっている大切な気持ちを、季節の風に乗せてお送りします。

いつも、生きてはいた。しかし、それだけだった。斎藤 武は、親に人生の舵を奪われてしまった中学生。疲れ果てた、悲しい表情で今日も電車に揺られている。昨日までもずっとそうしてきた。明日からも同じ毎日が続いていくのだ。どこにも救いが見出せない彼は、ある日、不思議な「夢」を見た……。

人間として、この時代に生きている者として、この国に生まれた者として、そして何より、僕自身として。シリアスな詩集です。

戦国時代。若い兄弟が炎に囲まれ、絶望しているところから物語は始まる。皆が全てを得るために戦い続けた時代を、この兄弟が、しっかり者だが感情的な兄と抜けていながら誰よりも冷静な弟が、どう生きたのか。そして、天下取りの策略が、二人の前に繰り広げられていく。

詩集です。シリアスな感じです。―――いつの間にやら長くなってきてしまいましたが、連続性は皆無なので気楽に読んでやってください。

一人の男が口上を述べている。彼が呼び込むのは、“過去の光”を見たがる者。彼の発明品“アーティキュロ・モーティス”はそれを可能にする。しかし、それは夢をかなえるような発明ではなかった。

世界中で人が増えていた。日本の人口が10億人である。ついに人は宇宙に飛び出した。月に移民しようというのだ。それが“ルナ・ドーム”。“地球の人口を減らす”ための場所である。

さぁ昔を思い出すんだ。未来のために・・・・・