<虚無大戦>―――
それは、神代において封印された<黒紫の虚無神>が魔族により復活したことで起きた大規模な戦乱。
半年に及ぶ激戦の末、一人の聖女と神具の力で終結した。
それから三年後。聖騎士リルは盗まれた祭器の追跡任務に就く。
もう一人の聖騎士オウルと共に天導協会に所属する二人と合流して任務開始……のはずが、なぜかその二人は先に出発してしまっていた!
結果的にはリルが体を張ったおかげ(?)でその二人――リュウキとラナイを偶然見つけることはできたものの、(勝手に出発した張本人の)リュウキは任務についてくるなと協力しようとしない。
口が悪く、何かと突っかかってくるリュウキにリルも反発するのだが、彼の勝手な行動にはどうやら理由があるようで……?
これは、仲間との冒険を通して成長する少女と、過去と向き合い乗り越えていく少年の物語。
※先に公開していた同タイトル(第二章途中まで投稿済み)の別版です。本作品はある少年の心情描写が多めになっています。また、ソーラス遺跡後編の展開を試験的に加筆しています。
※「カクヨム」「ノベルアップ+」他にも掲載しています。
※第二章はお手数ですがこちらへお願いします。→https://ncode.syosetu.com/n8562gc/
ギャグ シリアス 女主人公 魔法 冒険 剣 ダブル主人公? たまにバトル 聖騎士 魔族 聖女 王道ファンタジー オリジナル設定
読了時間:約235分(117,062文字)