初めてそれが現れたのは2000年のことだ。
この世界に異物が出現した。
そう今となっては嫌でも耳に入る、時には目に着く存在、怪物だ。
初めは怪物に太刀打ち出来なかった人間だが、しだいに人間にも変化が訪れる。
簡単な話、化け物と渡り合える超能力者が生まれたのだ。
そしてこの世界はしだいに20万人に一人の数で超能力者が生まれる様になった。
みんな超能力のことをヒーローと呼ぶ様になったのもこの時期だ。
しかし怪物にも変化が訪れた。
今までは単に人を襲う怪物だったが、今では皆知能を持っている。
それがこの世界の説明だ。
俺の話をするとしよう。
過去、ヒーローに家族を殺された、
主人公、柄本 大輝
今ではそのヒーローはこの事件で英雄として扱われている事に苛立ち、あの時の真実を伝えるが誰も彼の声を聞いてくれる者はいなかった。
真実を知っている大輝を邪魔に思ったヒーローは大輝を殺す。
大輝は憎しみを抱えたまま死んでしまう。
目が覚めるとそこには神様と名乗る者たちが大輝を囲ってある使命と能力を託す。
現世に帰った大輝は記憶喪失のフリをして使命を果たすため戦う。