「あなたもう死んでますよ」
「えっ! 私いつの間に秘孔つかれたんです!?」
死んだことに気づいていなかった上に記憶を失くした呑気な女。端整な顔なのに失礼な言葉しか出てこない怪しい男。
二人が出会ったのは穏やかな公園だった。
【霊能探偵】の出雲崇之(いずもたかゆき)は、拾った野良霊である女に『ミコト』と名をつけて連れ歩くことになった。ミコトが死んだ理由を探して成仏するようにしたいのだが、如何せん彼女は何も憶えていない。
隙あらば成仏させようとする彼と、霊なのにたまに触れる不可解な存在である彼女が進むと、何故だかとっても賑やかになる。
【霊能探偵】を自称する二人の許には、今日も悩める人からの依頼が舞い込むのだ。
そんな二人のドタバタコメディー!
「【霊能探偵】は俺ですけど。っていうかこれ、虚偽広告ですよね」
「まあまあ、そう言わずに。私のほうが見栄えがいいですし。──ああっ、待った待った待ったぁ!」
※一応生死に関わる表現があるため、R15をつけております。
※二章まで完結したため、一旦完結としておきます。
パソコンが壊れてデータが危険なことになったため、しばらく執筆できません。申し訳ございません。
作品情報
ローファンタジー[ファンタジー]
R15
最終更新日:2020年08月09日
探偵小説 怪談 異能力バトル ラブコメ コメディー ホラー ギャグ シリアス 男主人公 女主人公 現代 超能力 人と人の絆 事件もの ほっこり
読了時間:約177分(88,223文字)