霧島 忍、高校三年生…彼は「かくれんぼ」を極めていた。
かくれんぼを極めるあまり彼は身の回りの空気を操るかのような身の隠し方、見つからない為の呼吸法、あらゆる隠れ方、人の身ならざる擬態、鬼になった時の隠れた者を見つけ出す眼や数を数える際に誰がどこに隠れたかを感知する耳…様々な能力を得ていたッ!
しかし、近所の子供たちとかくれんぼをしている際にすいとんの術で池に隠れていたら外来種であるワニガメに池の底まで引きずり込まれてしまうッ…!
引きずり込まれ、死んだと思い目を開けたらそこは…異世界だった。
(この作品は作者の暇つぶしと思いつきで書いているものです、飽きたら作者も失踪という名のかくれんぼをします)