最初の席替えで隣になったのは、神社の巫女、多賀那美子だった。
彼女には「呪いがある」という噂があった。
そんな彼女から「話がしたい」と声を掛けられ、家に招かれた。
そこでは「呪い」についてほんの少し教えてくれた。
「那岐君と私が、今こうして居るのは天命なんだよ」
そう言われた那岐は、流れに任せる事にした。
天命で引き合った2人は・・・恋をした。
2人の仲は順調に進み、那岐と那美子は結婚し、子を授かった。
しかし、出産後に那美子の意識がなくなった。
その時、那岐の頭には「呪い」がよぎった。
那美子を失いたくない那岐は、自らの身を削りかねない禁忌に手を出す。
作品情報
ローファンタジー[ファンタジー]
R15残酷な描写あり
最終更新日:2020年05月21日
スクールラブ 日常 青春 古事記 神社
読了時間:約368分(183,803文字)