「ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、あたくしこの世のものではございません。」
今日もそんなお決まりの枕を話し、落語をやっている。
今、俺は、この異世界の帝都で、落語家をやっているのだ。
ただし、俺は、プロの落語家ではない。
転生したときに、「チート」能力をもらった落語好きの素人。
地味でモテない浪人生、赤西与太、19歳。
それが、帝都の劇場を一杯にしているのだ。
そして、これは、俺の表の顔。
俺には、もう一つの裏の顔がある。
これは、俺が異世界で芸人として成功をつかむとともに、この世界のさまざまな騒動
に巻き込まれていくそんな物語である。
※日々、ゆるゆると書いております。できるだけ1日1度は更新する予定で書いてます。
初の小説執筆のため、拙い点も多々あるかもしれませんが、お楽しみ頂けましたら幸いです。
気が向きましたら、感想、評価など頂戴できましたら、感謝・感激でございます。
※物語として第21話で一区切りとなりますので、一旦連載を完結とさせていただきます。
初連載、勢いのままに書いてまいりましたが、この続きは、あらためていずれお目にかける
つもりでおります。お読みいただきまして、ありがとうございました。
日常 芸人 落語 コメディ ほのぼの 男主人公 異世界 西洋
読了時間:約47分(23,404文字)