私が6歳の時。 『おはつお目にかかります。ローズバーグ家が一女、オリヴィアともうします。』 『僕はダルタニアン家が嫡男、エイベルだ！』 『…エイベルさま、ひとつうかがっても？』 『なんだ！僕は心が広いからな！言ってみるがいい』 『個人資産は分散投資されてます？』 『…は？』 『分散投資』 『ぶ、ぶんさ…？』 『あ、もういいですいいです』 あっけに取られている令息を前に私は言った。 『父上、やっぱりこのかたナシでー』 あれから10年。 異世界転生前は保険営業しておりました。 リスクは分散したい！そして『保険』を根付かせたい！ そう思ってまずはお金稼いでたら、侯爵閣下（26歳、イケメン、うさんくさい）が釣れました。 私が本当にしたいのは『保険』文化なの！『労働基準』なの！投資大好き閣下は引っ込んでてください！ お金大好き令嬢が自分の夢に向かって万進するお話。

とある寒々しい北の街。 そこにある修道院の厨房にて。 「…嘘、でしょ…」 「なんでこんなっ…今更！！！」 「「なんでヒロインがこんな所で芋むいてんのよ？！」」 2人の美少女は原型を留めない顔で叫び 「頭大丈夫？」 叫ばれた方は無気力に返した。 知らない間に乙女ゲームのヒロインに転生してたらしいリーン。（期間限定修道院住まい） ヒロイン不在なら自分が！となり変わろうとした男爵令嬢ビビア。 は？ヒロイン成り代わり？ふさけるな！とビビアを排除しようとして悪役令嬢ルートまっしぐらの公爵令嬢セリアナ。 追放先の修道院で出会った3人がすったもんだしてなんだかんだ絆を深める青春？話。 所々百合表現あるかもです。本筋にはかかりません。

「はぁ～…！今日もモブロフ様が尊くて死ねる！！」 「口を開かないでくださいエヴァーレット様」 王国の薔薇と讃えられる公爵令嬢エヴァーレットはモブ男子に恋をしている。 第二王子？目に入りません！ 何もない所でこけるようなモブ男子が大好きなんです！！ ひたすらモブな想い人に曲がったアプローチをする日々… そんな中、第二王子に勝手に断罪されて…はぁ？ 私がお慕いしてるのはこのひとですけど？ 【お知らせ】 有難くも、総合評価15000ポイント、ブクマ1500以上となりました。 本当に皆様、ありがとうございます！ ブクマに至っては1700以上です。 お礼を込めて、短編を2/12UPしました。 お楽しみいただければ幸いです(*^^*) いつもありがとうございます！ 日刊ランキング 異世界（恋愛）ジャンルまさかの11位！！ 本当にありがとうございます。 御礼に近々番外編を掲載予定です。 ➩1/18、日刊ランキング 異世界（恋愛）ジャンル10位となりました。 その後9位までしていただきました…夢のようです……その上週間ランキング、月間ランキングまで乗せて頂いております… 感謝御礼申し上げます。 感謝の気持ちとして、番外編（義実家訪問編アップ）いたしました！ お楽しみいただければ幸いです！ 1/19ブクマが1000を……超えただと……？！ ひいいいいい本当にみなさまありがとうございます ( ; ∞ ; ) また感想ありがとうございます！とても励みになります。 誤字報告もありがとうございます。訂正あっという間でビックリしました…

『待て！ジャッカー！！』 『来たなライダーマスク！今日こそお前の命日だ！！』 そんな場面を見ていた時である。 雷のように『俺』は思い出した。 『俺』は世界平和を守る変身ヒーローであったことを。 今生で齢1歳半のことであった。 その後俺はオムツ替えという屈辱を味わうことになり、泣く。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― 息子の話が面白すぎてほぼほぼそのまま文字起こししました。 ヒーロー物、大好きです。