作品一覧全39件
連載 完結済 72エピソード
 王妃とのお茶会をしている所に、浮気相手の子爵令嬢と共に現れた婚約者の王太子から、虐めの冤罪をかけられて婚約破棄された公爵令嬢。  彼女は冷静に自分の無実を証明してから、すんなりと婚約破棄を受け入れる。  しかし騒ぎを聞いて飛んできた宰相である父から叱られ、王太子に謝罪して婚約を続けるように怒鳴りつけられた。  彼女がそれを拒否すると、祖母の元へ行って反省しろと命じられた。  彼女の祖母はかつて女魔王と呼ばれていた元女公爵で、公爵家で最も恐れられている人物。  そして現在祖母の住んでいる領地は、一族の子供が悪さをすると再教育のために送られる恐怖の場所だった。  公爵令嬢は父と共に現れた超美形の長兄によって、その領地へ連れて行かれる。  そこで彼女は、祖母と初めてともいえる触れ合いの時間を持つ。  そして会話を交わしていくうちに、祖母もかつて前国王の婚約者候補だったという過去の話を聞くことになるのだった。
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月20日
ネトコン13 ハッピーエンド ヒストリカル 婚約破棄 美貌の公爵家 逞しい祖母 秘めた恋 微ざまあ 悲しい過去 読了時間:約470分(234,677文字)
連載 完結済 6エピソード
 貧乏子爵令嬢が、親から売られるように次期侯爵の後妻として嫁がされた。  しかし両家の親達は知らなかった。二人が顔合わせのときに、この婚姻は三人の子供を育てるためのもので、白い結婚しようという契約を結んでいたことを。  妻にとっては理不尽としか言えない契約だったが、前世で息子から「生まれてきたくなかった」と言われた記憶のあった妻は、子供を産まずに済むことにホッとしていた。それに転生前の夫を今も思っていたので、白い結婚は望むところだった。   領地に引きこもって前妻との思い出の中で暮らす夫に代わって、妻は子育てと家政と社交に励んだ。  彼女は夫のことをただの名目上の夫だと思っていたので彼に何も望んではいかなったが、三人の子供達に全く関心を持たないことには腹立たしく思っていた。その中でも特に、理不尽な理由で末娘を蔑ろにすることには怒りまで覚えていた。  そしてある日、娘に暴言を吐いた夫に謝罪するように妻が要求すると、夫は激昂して彼女に暴力をふるった。このときから、彼女を実の母親だと慕っていた子供達は、父親を敵と見なすようになった。  そして二人の結婚から八年後、子供達は母親の幸せのために父親に対してざまぁを展開させたのだった。    妊娠、出産、お産による死というセンシティブな話が頻繁に出てくるシリアスな話なので、苦手な方はブラウザバックをしてください。  恋愛は後半に出てきてハッピーエンドです。
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2024年10月13日
女主人公 近世 ハッピーエンド 悲恋 ヒストリカル 前世の記憶持ち 契約結婚 白い結婚 子育て要員 育児放棄 クズ父親 微ざまぁ 夫婦愛 読了時間:約49分(24,275文字)
連載 完結済 20エピソード
 ある裕福な伯爵令嬢が、侯爵家の次男に熱烈な愛の詩を捧げられて婚約した。  その婚約者は大陸一と言われる金髪碧眼の美貌の貴公子で、しかも詩人としても人気の高い貴公子で、国内外のご令嬢やご婦人から人気があった。  そんな人気者がいくら裕福とはいえ、高々伯爵家のしかもきつい顔をした可愛げのない令嬢の婿養子になることを、みんなは納得しなかった。  しかし、これは政略的な婚約なのだ。自分に文句を言われても困る。浮気者の婚約者なんて本当はこちらから婚約破棄したい、と伯爵令嬢は思っていた。  しかし、両家の親も浮気男も婚約の続行を望んだために、その後彼女は嫌々その男と結婚し、跡取りである息子を産む。  案外二人は上手くいっているのか、と誰もが思い始めた頃、馬車の事故で妻が侍従と共になくなった。  するとそれまで神妙にしていた婿が領地を好き勝手に運営するようになった。しかも使用人よ女性に次々手を出す始末。  そんなある日、領地内で幽霊騒ぎが起きる。最初はくだらない話と気にしなかった領地管理人の婿だったが、悪霊に祟られて大怪我を負う者達が続出して、やがて彼は窮地に陥るのだった。  ✽✽✽✽✽  メインの四人の中の一名がクズの極悪人なのですが、残りの三人が善人かというとそうめもない少々ダークな話です。完璧な人間なんていないがモットーなので。  この作品は中世から近代ヨーロッパ風のイメージですが、あくまでも異世界の話。宗教、思想、倫理観、社会制度は全て作者の想像の産物です。それを承知の方に読んでもらえたらと思います。
作品情報
異世界[恋愛] 残酷な描写あり
最終更新日:2024年09月25日
ダーク 女主人公 西洋 近代 ハッピーエンド クズ夫 復讐 裏切り 微ざまあ 悪霊騒ぎ 蘇り? 読了時間:約124分(61,726文字)
連載 完結済 13エピソード
十七歳のアニタは王宮で見習いメイドをしながら学園に通う苦学生。主に同じ年の王太子の世話を任されている。というのも、今は亡き母親が王太子の乳母をしていたために、身分の差があれど二人は幼なじみで友人だったからだ。  生まれてすぐに父を亡くしていたので、母の死後は王宮を追い出されても仕方がなかったのだが、気難しい王太子の相手ができるのは彼女しかいないということで、そのまま置いてもらったのだ。  つまり、王太子はアニタにとって恩人でもあったので、アニタはこれまで王太子一筋に励んできた。まるでおかんのように。  ところが、なんとその王太子。公女様という立派な婚約者がいるにも関わらず、男爵令嬢と恋に落ちてしまった。  公女様に捨てられたら大変だと、アニタは学園の先輩である超上級魔導師様に助けを求めに行く。  この天才魔導師様はとにかく気難しくて変わり者だが、超絶イケメンで、全てがハイスペックの持ち主。そのために面会しようにも希望者が殺到していて、そうそう会える人物ではない。  しかし、この恋愛騒動には何か陰謀があるのでは?と疑っていたアニタはそう簡単に諦めるわけにはいかなった……    アニタにとって運命の相手は王太子なのか、それとも天才魔導師なのか!  この恋を三年待てなかったのは誰だったのか。  苦労人でねくら気味。それでもなぜか半端ない行動力で幸せを掴む少女のお話です。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15
最終更新日:2024年07月04日
魔法 ハッピーエンド ヒストリカル アイリスIF5大賞 ネトコン12 王宮メイド見習い 変人超上級魔導師 変わり者王太子 温情深い門番騎士 嫉妬深い公女 両片思い 微ざまぁ 異世界 読了時間:約69分(34,020文字)
連載 完結済 68エピソード
 貧乏子爵家の次女のクリスティナ=スミスンは、王城の舞踏会が開かれるホールの前で、突然男性に声をかけられた。 「宜しければ私にエスコートをさせて頂けませんか?」と。  その人は見上げるほど背が高く、均整のとれた立派な体躯をしていて、その上には、恐ろしく整った顔があった。  彼は今この国で一番の人気のある英雄の騎士だった。 「ほとんどの貴族令嬢が王立学園へ通っている中、城でお針子として働いている自分になぜ? しかも、今日の私はツギハギだらけの物凄く妙ちきりんな格好をしているというのに」  彼女は驚き戸惑った。分不相応な自分が彼の手を取ったら、明日以降女性達からどんな目に遭うか分かっていたからだ。  しかしデビュタントの彼女は、この夜会でどうしても成人としての証明書をもらわなくてはいけない訳があった。  そのために、彼女は覚悟を決めて憧れの人の手に、その手を委ねた。  無自覚に人々を魅了(魔法ではない)していく苦労人少女と、彼女を陰から見守り続ける美丈夫騎士の恋物語と複雑な人間模様。 ✽✽✽ 作者は伏線を張ったらそれを回収しないとムズムズしてしまう気質なので、説明調で話が長くなる傾向があります。 その点を理解して読んでくださると助かります。
作品情報
異世界[恋愛] R15
最終更新日:2024年06月29日
ネトコン12 集英社小説大賞5 ハッピーエンド 身分差 年の差 ヒストリカル 異世界恋愛 ドアマット令嬢 伝説の少女 英雄の騎士 微ざまぁ 婚約破棄 クズ婚約者 読了時間:約402分(200,972文字)
連載 完結済 10エピソード
 王太子の成人の祝いでもある誕生日の日、王宮で開かれたパーティーで騒動が起きた。  王太子の婚約者と聖女が言い争いを始めて、そのとばっちりでモブである貧乏伯爵令嬢が倒されて、頭を打って意識をなくしまったのだ。  一週間後目を覚ました伯爵令嬢は、見知らぬ部屋のベッドに寝かされていた。慌てて身を起こそうとして、激しい頭痛と、それに伴う吐き気に襲われて彼女は呻く。  そしてその瞬間頭の中にいくつもの珍しい映像がどっと流れてきた。それは彼女の住む世界のものではなかった。  彼女は異世界からの転生者だった。  しかも、前世の自分も、今と同じただのモブキャラだったことに気が付いて脱力した。  しかし、何もしないで後悔していた事柄を思い出して、この世界では悔いが残らないように努力しようと決意した。  そう。婚約破棄の危機が迫っている、親友の侯爵令嬢と王太子の関係修復を目指して頑張ろうと。  ところが腹黒王太子によって、モブキャラ令嬢には意外な展開が待っていたのだった。  
作品情報
異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年05月11日
ネトコン12 シリアス 女主人公 西洋 内政 ハッピーエンド ヒストリカル モブキャラ伯爵令嬢 腹黒王太子 婚約解消 秘密の恋心 恋敵 読了時間:約92分(45,809文字)
連載 完結済 5エピソード
 タイトルを一部変更します。  生まれたとき、期待されていた魔力がゼロだと認定された私は、伯爵である父の大きな期待を裏切った。そのため父に愛されることはなく、罵倒されて育った。  そして八歳のときに魔術師だった母親がなくなると、父親は子連れ女性と再婚し、今度は三人で私を虐待し始めた。その上使用人達からも見下されて、彼らの仕事までさせられた。  そんな最悪の家庭環境の中にいたドアマット状態の私を救い出してくれたのは、同じ一門の伯爵家の三男の幼なじみだった。  その後私は、一門の長である侯爵様の取り成しで、我が家の嫡女と認定された上に、その恩人の幼なじみと婚約することが決まった。  しかし、その七年後に二人の婚約は解消されてしまった。弟が生まれたために私が廃嫡され、婿取りではなくなったからだ。  婚約者を心から愛していた私は大きなショックを受けて悲しみに沈むが、彼は平然としてそれを受けいれてしまった。その様子またショックを受けた私だったが、学園の卒業式に予想もしないとんでもない展開を迎えたのだった。    ドアマット伯爵令嬢と幼なじみの伯爵令息、そしてもう二人の幼なじみ……変わり者扱いされているが意外とハイスペックな四人組の恋愛模様と友情の話。  
作品情報
異世界[恋愛] R15
最終更新日:2024年02月03日
悲恋 ヒストリカル 異世界恋愛 婚約解消 元ドアマット令嬢 すれ違い 毒親 溺愛 微ざまぁ ハッピーエンド 以外な結末? アイリスIF4大賞 読了時間:約57分(28,185文字)
連載 完結済 44エピソード
 「塩令嬢は今日もまた、愛する甘党婚約者のために無双する! ~塩令嬢にプロポーズした第二王子の悲劇~」というタイトルを変更しました。  過酷な境遇で育った少年と、偶然そんな彼を森で見つけて、手作り菓子を与えて餌付けしてまった、少女の恋物語です!   ✽✽✽✽✽✽✽  生徒会で唯一の女性役員であるミンティアは、学院内では塩令嬢と呼ばれている。  成績優秀で魔術にも優れているが、いつも無表情でニコリともしない、冷たい印象。しかも、生徒会長である第二王子を婚約者から奪おうとしている悪役令嬢だという噂も一部の生徒達からは囁かれている。  しかし、そんな噂はデタラメだった。彼女にはちゃんと愛する婚約者がいて、その婚約者のために日夜冷酷無比な仮面を被って奮闘していたのだから。  そして、彼女がこの学院に入った最大の目的である魔術対戦が行われた日、とんでもないことが起きた。  なんと大勢の人間の前で、第二王子が婚約破棄をした上に、婚約者持ちの彼女にプロポーズをしてきたのだから。  何故? 私達は今までまともに会話もしたことありませんよね?  彼女は困惑し、彼女の婚約者は激怒した。この婚約者、見かけは天使だったが、中身は怒らせるととんでもなく恐ろしい人物だった……
作品情報
異世界[恋愛] R15
最終更新日:2023年12月15日
身分差 ヒストリカル 異世界恋愛 シークレットラブ 溺愛 悲劇の王子 天然女魔術師 特殊能力ホルダー 政略争い 微ざまぁ 婚約破棄 ハッピーエンド 小学館FTノベル賞 読了時間:約302分(150,678文字)
連載 完結済 10エピソード
 貧乏子爵令嬢のリネットは、名門侯爵家の嫡男レイクスの婚約者だ。彼女と彼と彼の弟のローリーの三人はいわゆる幼なじみで仲が良かった。  ところが、レイクスは学院に入学してからというもの、王太子の側近候補となったせいでとても忙しくなってしまった。そのせいで月に一度のお茶会の席でも、彼は難しい専門書ばかりを読み耽り、ほとんど会話をしなくなってしまった。その上うるさいからしゃべるなと言われてしまい、それ以後のお茶会はただの読書会になってしまった。  二年後、彼女が学院へ入学してみると、婚約者がとある男爵令嬢の取り巻きの一人になっていた。  しかも彼女は周りのご令嬢達から、所詮あなたはレイクスの都合のいい女に過ぎないのだから、いい気になるなと色々な虐めに遭う。明るく元気でおしゃべりだった彼女は、やがて無口で暗い性格になってしまう。  両思いだったはずの二人が、悪意ある人々のせいで次第にすれ違ってしまい、リネットは次第にレイクスとの婚約を解消を望むようになる。  しかし王太子の婚約破棄騒動や誘拐事件などに巻き込まれていくうちに、少しずつ隠されていた真実を見つけ出す婚約者同士の話。  
作品情報
異世界[恋愛] R15
最終更新日:2023年12月09日
ネトコン12 ハッピーエンド 身分差 悲恋 ヒストリカル すれ違い 幼なじみ 禁句 侯爵令息と子爵令嬢 特殊能力持ち ハスの花 クズ王太子 魅了魔法 婚約破棄 微ざまぁ 読了時間:約69分(34,127文字)
連載 完結済 19エピソード
 エリザベス=コンラッド侯爵令嬢は学園の卒業パーティーで、婚約者である王太子から冤罪をでっち上げられて婚約破棄される。  淑女の鏡と呼ばれていた彼女もさすがに腹を立てて、王太子と浮気相手の聖女に向かって、恨んでやる、呪ってやると泣きながら叫んで退場した後で、階段から転げ落ち、意識不明に陥ってその半年後に亡くなった。  その後聖女は魅了持ちだったとわかり、王太子は酷く後悔するが、時すでに遅し。国は度重なる災害と疫病の大流行で荒廃してしまう。  これはコンラッド侯爵令嬢の呪いのせいだと皆は噂するようにった。  そしてその後、コンラッド侯爵一族の唯一の生き残りとしてローズリー=マルソール伯爵令嬢が誕生すると王侯貴族だけでなく国民は大喜びをした。いずれ彼女が大人になれば、この国の呪いを解呪してくれるのではないかと。  ところがその令嬢はエリザベスの生まれ変わりであり、前世の記憶持ちだった。  そんなことも知らずに自分の権威を回復したいという自己中の王太子は、まだ幼いローズリーに執拗に婚約を申し込む。  しかし、見た目は七歳だが精神年齢は成人のローズは、初恋の幼なじみと共に、隠された過去の罪を次々と暴いていくのだった…… 最終章直前にタイトル変更しました!
作品情報
異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年10月14日
ネトコン12 ハッピーエンド 身分差 悲恋 ヒストリカル 異世界恋愛 婚約破棄 非業の死 生まれ変わり 記憶喪失 王太子と聖女 魅了魔法 召喚転移 呪い 微ざまぁ 読了時間:約118分(58,682文字)
前へ 1234 次へ