病弱な伯爵令嬢・ルーナは高熱に浮かされたある日、前世を思い出してしまう。それは、推していたアイドルに武道館ライブが決まっていたにも関わらず、事故に巻き込まれライブに行けないまま死んでしまったという悲しい記憶だった。
落ち込む彼女に、幼なじみの庭師の子・テディは「そんなに見たかったなら、いっそ自分で作ってみれば」と提案する。
前世の知識により自分が28歳で命を落とすことに気がついたルーナは、固く決意した。
――推しが武道館行ってくれたけど見られなかった(前世)ので今世では推しに武道館行ってもらいます!
果たしてルーナは無事、寿命を迎える前に「武道館ライブ」を成功させることができるのか?
※更新は非常に不定期です