2085年。俺の兄の野上幸太郎という医者兼科学者の青年は捨て子の女の子の赤ちゃんに生涯病気にならないで健康体を維持出来る特殊な薬を注射器で投与したが、失敗してしまい、トールヒューマンズと呼ばれる突然変異によって赤ちゃんが大きくなり、その直後に赤ちゃんに潰されて死亡していまった。
2099年。あれから14年後。
野上幸太郎の弟の野上慎太郎は当時兄に拾われた女の子の赤ちゃんだった子は14歳になり、リコという名前をつけた。
リコは大き過ぎるがあまり、普通の人間みたいな生活を送れない事に嫌悪感を抱いており、普通の女の子になりたいと心から願っている。
だが、トールヒューマンズは色んな病気になりやすく、事故に多く逢う確率が非常に高いなどの理由で、平均寿命が15歳と短命だという事を知った俺達だが、それでも慎太郎はリコを普通の女の子にするという願いを叶えるべく、奮闘するしていく物語である。