僕は誠。高校生になったばかりの少年だ!
僕は高校に入って、親しい人たちからこんなことを言われた。
「浩二君のことが好きになったの。だから、相談に乗ってくれない?」
「鳥栖君のことが好きになっちゃったの。相談に乗ってくれないかな?」
「と、鳥栖のことが、その、す、好きになっちゃったの!!あんた、相談に乗りなさい!!」
「先輩、鳥栖先輩のことが好きなんです。相談に乗ってくれませんか?」
これらは幼なじみ、義妹、仲のいい同級生、後輩からの言葉だ。鳥栖浩二は、僕が高校に入って初めてできた友達だ。ぶっちゃけ、僕が女子だったら、惚れている。だから、自然と、みんなに裏切られたとか、そういう感情は湧かなかった。むしろ、浩二との時間、取られないか心配している。
だから、みんなの相談に乗ることにした。・・・・・・まぁ、情報収集と称して、浩二との時間を増やした。浩二のことは友達として好きだ。今まで過ごした中で、一番過ごしやすいといっても過言ではない。この世界の主人公は浩二なのだ。・・・・・・俺が惚れて腐る前に誰かとくっついてくれよ?
※上の「」の中は、要約したものです。