麻井莉亜は、貧血になりやすい。それは体質だと思っていたが、体育教師の工藤から莉亜自身も知らなかった秘密を教えられる。莉亜は、ヴァンパイアの女王の娘で、正統なヴァンパイアの王族だった。
莉亜は、工藤によってヴァンパイアの国がある異世界へ行き、その力をコントロールするためにヴァンパイア学園に入学する。そこで、ヴァンパイアと人狼が対立している事を知る。
そして、ヴァンパイアと人狼の戦争へ巻き込まれる。戦争中に人狼側の王子、ヴェリルと対戦するがその時にヴェリルに魅惑の魔法をかけてしまった事により、莉亜は魔法使いの血も流れている可能性が出てきた。
なんと、莉亜の父親は魅惑の第三王子と呼ばれた魔法使いだった。莉亜は、魔法使いの王族の血も引いている事が発覚する。
二部族の王族の血を引く莉亜は、三大魔族たち(ヴァンパイア、人狼、魔法使い)仲を取り持つことができるのか?
そして、それぞれ魅力的な三大魔族のどの男性と結ばれるのか?