『そこは、神に見放され、崩壊しかけた世界。
神に仕えていた神獣は、そんな世界で苦しんでいる人々を憐れみ、自分の魂を十個の宝石に変え、そのうちの九つを人界に放った。 それらは赤子の身に宿り、宿主を媒体とし人々に獣に化す力を与えた。 何時しか宝石の宿主を中心に、そこには国ができていた。』
そんな童話を聞いたことがあるだろうか。
そう、ここは神がいない獣の世界。
そしてこの「お話」の主人公は二人の少年。
人形であることにこだわる腹黒だが天然なディビと、彼に協力する謎の多いグレー。
さあ、二人はこの世界どのように変えていくか、実に楽しみです。