男爵家が一女、ロゼリア・レーガンは10年来の婚約者がいる。
わがままで自分勝手、年下のロゼリアのことを常に馬鹿にし、決して良い婚約者では無い。
だが、ロゼリアはある野望のため彼と別れられない。
そんなことを知っているのか、ある日お茶会の席でこう宣った。
色々言われたが要約するとこうだ。
「色気のないお前は俺のために娼館で学んできたらどうだ」
好きでもない男にそんなことを言われ傷つくような令嬢では無いロゼリアは
「はぁ、そうですか。そこまで言うなら学んできたらいいんですよね?!」
と儚げ健気な外見からはとても想像できない行動力で娼館のドアを叩いた。
そこでまちかまえていたのは絶世の美女達。綺麗物好きのロゼリアにとって天国が広がっていた。
「ロゼリアが?あの?俺が愛しているあのロゼリアがここにいるのか?」
溺愛×婚約者有の根性令嬢のラブコメ。
異世界、転生無し、前世なし。
創作異世界の為、気になる方はご注意ください。