これは、今からそう遠くない未来のお話。
地球に住む人々は、人口が増えすぎたが故に、月への移住を考えた。
そのためには調査が必要だが、月で長期間生活することは人間にとって厳しいことであった。そこで、人々は自分の分身としてあるものを造った。
---ロボットである。
人々は、自分が造ったロボットに[アストロボット]と名付け、月の調査をしてもらおうと考えた。
このロボットはとても不思議なロボットで、自分たちで考え、行動することのできるのだ。
そのアストロボットである「シリウス」は、自分たちとは違う存在であるロボットを造りだし「アストロイド」と名前を付けた。
この物語の主人公であるアストロイドの「ラブ」は優しい性格。だけど少しだけドジなところもある。
そんなラブが数々のロボットと出会い、かかわっていく中で彼女は何を考え、どんな行動をしていくのか。その生活を書いたストーリー。