大体中世程度の文明を持つこの世界にて。
転生前の記憶を持った私は、世界有数の都市で女剣士として名を馳せた。
とはいえ人斬り程度が必要とされる仕事は、戦時でもなければ意外に少ない。
今日は久しぶりに依頼人を待つものの、あまりに遅いのでいつもの猫と戯れる事にした。
今回もこの猫が、私の暇を満たしてくれるものだと思っていたが。
――――しかしどうやら猫というものは、単純な生き物ではないらしい。
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この短編はこれから書く小説の試験的短編になります。
連載自体はまだまだ先の、最悪1年後の目処すら立っていませんが、
気に入ってくれた方は雰囲気だけでも覚えていただければと思います。
日常 女主人公 ギャグ ほのぼの 西洋 中世
読了時間:約5分(2,225文字)