「ぶっちゃけどうなん?まき的にさ。小田にコクられたりしたら」
その問に困った顔で答える彼女の心の内はわからない。でも、彼は自分の想いが実らないことをさとる。初めて知る痛みに答えのでない苦しみ。どうしようもできない弱い彼に今日も雨はふる。
小雨降る日の恋愛模様。太陽のように熱くも、嵐のように激しくもない。そんな空模様の中でつむぐストーリー。
日常 青春 シリアス 勘違い 男主人公 大学生 現代 ハッピーエンド キネノベ大賞2 ネット小説大賞九 雨降る日の 恋愛模様 HJ2021 春短編2021
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