作品一覧全4件
連載 61エピソード
 人の感情や残留思念を見たり、相手の心を操る能力を持ったお茶目な女の子、真名。  その正体は、人々の心の奥底、深層心理の海から生まれた統合思念体。やること成すことすべてが気紛れ。けれども、その正体を知る者は誰もいない。  特技は感情の可視化と精神操作。だけど毎回やり過ぎて、周りはいつも大騒ぎ。でもこのステッキを一振りすれば、あら不思議。マインドコントロールで全部なかったことにできちゃう。  精神操作でみんなを欺け!  そんなお騒がせな真名ちゃんの、ブラックユーモアを交えた一章完結型コメディです。 ※この小説はカクヨム様で同時掲載しています。
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ローファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2024年06月03日
ギャグ シリアス 女主人公 現代 日常 怪談 サイコホラー 一章完結型 ファンタジー 精神 読了時間:約405分(202,071文字)
連載 80エピソード
 定期的な運気の変動と、その影響による栄枯盛衰によって、12年の歳月をかけて幸福地帯と不幸地帯が頻繁に入れ替わる、円柱型の惑星『帝冠クラウン』。  まるで瓶の蓋を回すように、クルクルと吉凶がサイクルするその様子から、アラインたちは『帝冠クラウン』を回転国家の俗称で呼んでいた。  『帝冠クラウン』には国旗がなく、代わりに各地に風見鶏が設置されている。  そこに目をつけたアラインは、因果の流れを読む能力『眸(ホルス)』を駆使し、日々国中を駆けずり回っては各地の風見鶏を、運気の流れをコントロールする機械『因果歪曲計(ウェザー)』搭載型の風見鶏とすり替え、吉凶の影響を受けないセーフポイントを国家全土に張り巡らせていた。  12年に一度、12日間に渡って国全体で行われる、終幕と新たな門出を同時に祝う式典、聖儀祭を数日後に控えた、ある日のこと。  恒例の『因果歪曲計』設置に勤しんでいたアラインは、警備隊に見つかりそうになった仲間を庇い、囮となって逃亡する。  やがてアラインは、いつものように『眸』を発動させて運気の流れを読み、視認した因果の奔流から最適な逃走ルートを導こうとするが――
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年07月13日
シリアス 男主人公 人外 冒険 身分差 異能力バトル ディストピア 天災 異世界 異形化 ダークファンタジー 人形 運気 お祭り ユートピア 読了時間:約334分(166,566文字)
短編
 色によって将来の仕事が決められるここは、円柱型の蜂の巣を催した色別世界。まだ何色にも染まっていない白い子どもたちは、色場見学を通じて将来自分の就くべき色業を探すのがこの世界の習わしだ。  そんな色場見学の途中、色の見えない白坊は、いじめっ子から逃れるために咄嗟に逃げ込んだ薄暗い部屋で、無色透明の男と出会う。
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空想科学[SF]
最終更新日:2022年01月06日
ミステリー サスペンス 近未来 ディストピア SF 異世界 ホラー パニック 短編 読了時間:約8分(3,964文字)
連載 完結済 26エピソード
大世歴一九九九年  世界の命運を賭けた百年前の大戦で建国し、最後の砦として勝利をおさめた連合国家『クレイドル連邦』。だが戦後、大地から放出する魔力の氾濫によって、世界中に跋扈した魔獣は人類の生存圏へ多大な被害をもたらした。  その事態を重く見たクレイドル連邦は国家に属しながら民間の側面も併せ持つ、国家防衛連合機関『ギルド』を設立。  実力主義の場たるギルドは、国内外に蔓延る危険な魔獣の排除を業務としながらも、実力に応じて一攫千金の依頼や英雄を夢見て来た者たちのロマンを叶える花形職業となり、今日も彼らは己の野望を叶えるために依頼を受ける。    生活の為にギルドで働く青年ルクスは、今年に起きた災厄の季節たる『凍てつく夏』の影響で貧困に苦しんでいる筈の地域が、魔獣も増えながらも豊かに暮らしているので調査をしてほしいと依頼を頼まれ、相棒にして幼馴染みであるシアと共に不可思議な村へと潜入するため馬車を走らせた。  そしてルクスとシアは村で起こる事件を始まりに、この世界が如何にロクでもないかを知ることとなる。 ※合同小説です。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2020年11月26日
チート ハーレム 戦闘描写あり ダークファンタジー SF要素あり ポストアポカリプス ヤンデレ 読了時間:約128分(63,925文字)