作品一覧全11件
代表作 連載 完結済 10エピソード
詩卿――優れた詩作の才によって、貴族と同等の地位を与えられたもの。 コラジ家のサナは、突然顔も知らない年上の詩卿・エルドに嫁ぐことになった。 我が家に居場所がないと思いつめ、やってきた縁談に意地を張って頷いてしまったのだ。 不安を押し隠しながら嫁ぎ先の城に向かったサナは使用人たちに優しく迎えられたが、なんと花婿は婚礼の場には現れず………。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年08月26日
アニセカ小説大賞1 OVL大賞10 ルフナ大賞 男主人公 女主人公 西洋 群像劇 ハッピーエンド 年の差 ESN大賞7 123大賞5 貴族令嬢 貴族社会 詩人 読了時間:約213分(106,300文字)
連載 9エピソード
とある路地裏でひっそりと開く不思議な店、「まじないや」。 単なるアンティーク・ショップかと思いきや、この店に持ち込まれる品はどれも並みならぬ〈いわく〉のあるものばかり……。 そんな「品物」とそれにまつわる「記憶」を記録した、買い取り記録の数々。
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ホラー[文芸] 残酷な描写あり
最終更新日:2024年09月14日
123大賞5 ESN大賞7 アニセカ小説大賞1 シリアス ダーク 人外 ハッピーエンド バッドエンド ミステリー サスペンス スプラッタ 怪談 夏のホラー2024 因果応報 短編集 読了時間:約77分(38,119文字)
連載 完結済 9エピソード
ミステリー作家の加賀美聡子が殺された。発見された遺体には目立つ外傷が残されていたが、明らかに他殺であるにも関わらず、事件解決の手がかりがつかめない。苛立つ刑事のもとにもたらされたのは、とあるジャーナリストから送られてきた封書。その中には、加賀美聡子が手掛けた三編の小説が入っていた――。絡み合う虚構と現実、隠された真実。作家殺しは誰なのか? ※本編にグロテスクな表現が含まれます。著者に犯罪行為を推奨する意図はありません。※ ・登場人物・ 山崎…………捜査一課の刑事。加賀美聡子殺しの真相を追う。 松木…………フリージャーナリスト。自身に送られてきた手紙について警察に相談を持ちかける。 高瀬直之……警察官。一週間前から行方不明になっている。松木の友人。 加賀美聡子…ミステリー作家。自身の実体験を小説にしているのでは?と噂されている。何者かに殺害され、遺体で発見された。
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推理[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年08月30日
123大賞5 ESN大賞7 ダーク 男主人公 現代 ミステリー サスペンス 探偵小説 スプラッタ 作中作 読了時間:約78分(38,953文字)
連載 完結済 10エピソード
葵/あかるこ・・・・・伊織の里の巫女王。夢見をして未来に起こることを察知するなど強い霊力を持つ。身分に似合わず気さくな性格で多くの里人に慕われている。ひょんなことからナギを夫に迎えることになり、困惑。 ナギ/大水葵郎子・・・伊織の衛士。清廉で腕が立つ青年。ある出来事をきっかけに少年時代から葵のことを慕っている。突然葵の夫にと打診され、彼も困惑。 山辺彦・・・・・・・伊織の衛士頭。葵の叔父でもある。姪と同じく気さくな好人物で、ひょうきんなだけでなく咄嗟の機転が利く。葵の目付け役として〈夫〉を添わせてはどうか、と考えたのはこの人。 初音・・・・・・・・伊織の采女頭。葵に仕えている。巫女としては気さくで奔放すぎる葵に手を焼いており、山辺彦に相談する。 大武棘王・・・・・・伊織の王。巫女王=女王と男王が同時に存在する伊織の状況を不愉快に思っており、自分一人が玉座に就くべきだと考えている。
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現実世界[恋愛]
最終更新日:2024年08月26日
ESN大賞7 アニセカ小説大賞1 OVL大賞10 秋の歴史2024 男主人公 女主人公 和風 古代 群像劇 超能力 身分差 悲恋 時代小説 アイリスIF5大賞 123大賞5 読了時間:約182分(90,853文字)
連載 完結済 9エピソード
それは、魂が生まれ、また還るとこしえの場所――常世国の神と人間との間に生まれた青年、千尋は、みずからの力を忌むべきものとして恐れていた――力を使おうとすると、恐ろしいことが起こるから。だがそれは、千尋の心に呪いがあるためだった。その呪いのために、千尋は力ある神である自分自身を忘れてしまっていたのだ。  千尋が神に戻ろうとするとき、呪いは千尋を妨げようと災いを振りまく。呪いの正体も、解き方の手がかりも得られぬまま、日照りの村を救うために千尋は意を決して力を揮うのだが………。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2024年08月26日
アニセカ小説大賞1 シリアス 男主人公 和風 古代 超能力 123大賞5 ESN大賞7 日本神話 創世神話 読了時間:約182分(90,520文字)
連載 完結済 6エピソード
おれ、辰彦。昔からレイカンってやつがあって、生きてる人と同じように〈生きてないヒト〉も見えてしまうんだ。 夏休みのある日、親友の勝たちにダマされて旧校舎で幽霊探しをすることになってしまったおれは、記憶喪失のユーレイ、ユウコさんと出会った――。 【登場人物】 辰彦………「おれ」。どこにでもいる平凡な十二歳とおもいきや、母譲りの霊感があり幽霊が見える。お人好しで、やや巻き込まれ体質。 勝…………辰彦の親友。スポーツが得意なガキ大将。足の速さといざというときの瞬発力はピカイチ。態度はデカいがビビり。 大夢………辰彦の親友。勉強が得意な大人しい少年。オカルトが三度の飯より好きで、幽霊探しの言い出しっぺ。 ユウコさん…「旧校舎のユーレイ」。辰彦たちより年上らしい少女。記憶喪失になっており、自分の名前もどうして死んだかも、生きていた頃何をしていたかも忘れてしまった。どうやら戦時中に亡くなったらしい。 トモちゃん…ユウコさんの一番下の弟。ユウコさんによると、いつもお腹を空かせて泣いていた。ユウコさんは自分のことを忘れてもなお「トモちゃん」が心配で成仏できずにいた。 モトチョー…辰彦たちの通う小学校の先代校長。「元校長先生」を略して「モトチョー」と呼ばれている。 ひいじいちゃん…辰彦のひいじいちゃん。戦時中兵隊に取られ、南の島で餓死した。幽霊になって戻ってきたとき、自分の妻と娘に霊感があることに初めて気がついた。お盆になると帰ってくる。 橋の少年……辰彦が夏祭りから帰る途中、橋のたもとで出会った少年。実は川に落ちたことで亡くなっており、両親に気づいてもらえない寂しさから声をかけてくれた辰彦を道連れにしようとした。
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ホラー[文芸]
最終更新日:2024年08月26日
123大賞5 ESN大賞7 アニセカ小説大賞1 ギャグ シリアス 男主人公 和風 昭和 平成 日常 青春 コメディホラー 学校の怪談 戦争 読了時間:約83分(41,121文字)
連載 完結済 12エピソード
魔法使いのセヴィアンが出会ったのは、声を失った歌姫・アリア。 彼女には、人から隠し通してきたある秘密があってーー。 みずからに与えられた運命を呪うもの、受け入れるもの、抗うもの、そして祝福するもの。 魔法と機械の町カレン・トーラントを舞台に、芸術とひとつの宝石を巡る物語がここにはじまる! 【登場人物】 アリア・ハットン…………アルモニア歌劇団の歌姫。刺激物の入ったお茶を飲み、声が出なくなってしまう。 セヴィアン・ウォーメル…カレン・トーラントで飛行艇の設計をしている魔法使いの青年。 エドウィン・ハットン……アルモニア歌劇団の団長。アリアの養父。 フランコ・ファラデー……カレン・トーラントのオルゴール職人。セヴィアンの友人。 マルチノ・フリアーニ……セヴィアンにつきまとう怪盗。魔法の宝石<夕焼け>を探している。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2024年08月26日
アニセカ小説大賞1 OVL大賞10 シリアス 男主人公 女主人公 西洋 群像劇 魔法 冒険 ハッピーエンド ESN大賞7 123大賞5 劇場 魔法学校 読了時間:約261分(130,483文字)
連載 完結済 7エピソード
赤子を取り上げ、病を癒し、星を読み、死者のために歌う――そして、海をゆくものに良い風を与える。女神ミセルマの力を持って生まれた〈ミセルマの子〉は、古くから森の賢者としてミゼルカの人々に敬われてきた。 しかし、こんな風聞が連日取りざたされるようになった――「数年前の戦争で従軍した〈ミセルマの子〉が、相手国の民間人をその力の犠牲にした」と。 〈ミセルマの子〉であるミカゼは、海軍将校のニルス・パーミリオの勧誘を拒否し、窮地に陥ったところを商船ベルマリーの航海士カツミに救い出される。ベルマリー号の面々の温かさに心を動かされ、ミカゼは彼らと航海をすることに……。 誠実とたくらみがぶつかり合うとき、彼らの勇気が試される。 古代の神の力を受け継いだ子らを巡る海洋ストラテジックファンタジー、開幕! ミカゼ……………………〈ミセルマの子〉。縄の結び目にあらゆる風を結びとめ、自由に使うことができる。世間の迫害や海軍の追手から逃れるため、ベルマリー号での航海に加わることに。 カツミ……………………ベルマリー号の航海士。鷹のような、精悍な目をした青年。人並み外れた足の速さと怪力の持ち主。奇異の目で見られ続けてきたためみずから素性を明かすことはなく、ミカゼのことを最初は避けていた。 ニルス・パーミリオ……ミゼルカ海軍の提督秘書官。〈ミセルマの子〉と似た力を持っているらしく、迫害される〈ミセルマの子ら〉を救うため、秘密裏に海軍への勧誘を進めていた。アクルという名の鷲を飼っており、アクルに伝令や追跡をさせることも。 マリー…………………ミゼルカの商船ベルマリー号の船長。色白の美女だが、豪快で竹を割ったような性格。気に入った相手なら、誰でも自分の船に迎え入れる。本人いわく、「人を見る目はあるんだ。母親譲りでね」。 トラン・ヴィヴァン………レーヌ・エリス島の農夫。一見気弱で人がよさそうだが、過去に船乗りだったことがあるらしい。 マロード・ヴァイゲル…ミゼルカの隣国、マルテルの海軍提督。トランの親友。実家は農家らしい。 メッケンドルフ一世…ミゼルカ国王。ミゼルカに国教を定めようとしており、そのことが民間の信仰に基づく存在である〈ミセルマの子ら〉が迫害される一因となってしまった。 タルヤム王…………ミゼルカの隣国、バーシュの国王。ミゼルカに国教を定めることを提案した。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2024年08月26日
アニセカ小説大賞1 OVL大賞10 シリアス 男主人公 女主人公 西洋 群像劇 魔法 冒険 ハッピーエンド ESN大賞7 123大賞5 異種族 海戦 読了時間:約162分(80,905文字)
連載 完結済 10エピソード
 島国バルドラの第二王子ジェラルドは、〈妖精王〉の予言によって生まれながらに次期国王と定められていた。だが、本来の王位継承順を無視した彼の立場はかねて城内での分裂の種となっており、彼自身をも悩ませていた。  バルドラはかつて妖精たちが隠れ住む国だったが、古代襲来したとある〈災厄〉によって乱れ、現在は〈人間界〉と〈妖精界〉が分断されている状態にある。これを〈妖精王〉が統合し、いずれ復活する災厄を滅ぼす――これがジェラルドの受けた予言だった。だが現代のバルドラ人にとって、妖精や魔法はおとぎ話の中のものに過ぎない。予言を根拠として自分が王位を継ぐことに、ジェラルドは疑問を抱いていた。  悩みつつも即位間近となったある日、ジェラルドは謎の覆面集団に襲撃され……。 ジェラルド・・・・・バルドラ王国の王子。第二王子であるにもかかわらず生まれた時から次期国王になることが予言されており、成長するにつれて彼自身もそのことで頭を悩ませるようになる。 リヒャルト・・・・・ジェラルドの側近。小さい頃からの「ご学友」。貴族の生まれらしく丁寧な物腰の青年だが、実は結構な毒舌。 ユージーン・・・・・ジェラルドの側近。元は仕立て屋の息子で、騎士としての実力が認められて王子に仕えるようになった。他のふたりに比べて「世間」をよく知っており、顔が広い。 ヴェルフリート・・・バルドラ王国の第一王子。ジェラルドの兄。長子であることに加えて実務の面でも優秀なため、彼を次期国王にと推す声は根強い。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2024年08月26日
アニセカ小説大賞1 男主人公 西洋 群像劇 魔法 冒険 ハッピーエンド 123大賞5 ESN大賞7 貴種流離譚 美女と野獣 転生 生まれ変わり 読了時間:約268分(133,604文字)
連載 完結済 9エピソード
からくり職人のドルトン氏が、何者かに殺害された。ドルトン氏の弟子のエドワードは、親方が生前大切にしていた本棚からとある本を見つける。表紙を宝石で飾り立てて中は手書きという、なにやらいわくありげなその本には、著名な作家アンソニー・ティリパットがドルトン氏とエドワードの父に宛てた中書きが記されていた。 【時と歯車の誠実な友、ウィリアム・ドルトンとアルフレッド・コーディに。 A・T】 なぜこんな本が店に置いてあったのか? 不思議に思うエドワードだったが、彼はすでにおかしな本とふたつの時計台を巡る危険な陰謀と冒険に巻き込まれていた……。 【登場人物】 エドワード・コーディ・・・・からくり職人見習い。十五歳。両親はすでに亡く、親方のドルトン氏とともに暮らしていた。ドルトン氏の死と不思議な本との関わりを探るうちに、とある陰謀の渦中に巻き込まれて町を出ることに。 ドルトン氏・・・・・・・・・エドワードの親方。優れた職人だったが、職人組合の会合に出かけた帰りに何者かによって射殺されてしまう。 マードック船長・・・・・・・商船〈アンメリー号〉の船長。町から逃げ出したエドワードを船にかくまい、船員として雇う。 アーシア・リンドローブ・・・マードック船長の親戚の少女。古書店を開くという夢を持っており、謎の本を持て余していたエドワードを助ける。 アンソニー・ティリパット・・著名な作家。エドワードが見つけた『セオとブラン・ダムのおはなし』の作者。実は、地方領主を務めてきたレイクフィールド家の元当主。故人。 クレイハー氏・・・・・・・・ティリパット氏の甥。とある目的のため、『セオとブラン・ダムのおはなし』を探している。
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推理[文芸]
最終更新日:2024年08月26日
ESN大賞7 アニセカ小説大賞1 OVL大賞10 シリアス 男主人公 西洋 近世 冒険 ミステリー サスペンス 123大賞5 帆船 謎解き 宝探し 時計台 読了時間:約200分(99,636文字)
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