「好き」って言わせたいのに、毎回言わされてる件。
勝ち気な大学生・新戸は、相方・申田に「好き」って言わせたくて仕方ない。
けれど毎回、いい感じのタイミングで逆に「好き」って言わされてしまうのは――なぜ!?
気だるげゲーマーで悪戯好きな申田と、新戸の攻防戦(という名のいちゃいちゃ)は今日も平和に進行中。
「さるちゃんおかえり〜!ご飯にする、お風呂にする、それとも、...おれ?♡」
「風呂」
「ちょっと!そこは俺でしょ!?」
気持ちが重たいわけでも、すれ違ってるわけでもない。
ただ“好き”が言いたくて、言ってほしくて、ちょっと意地を張ってるだけの、大学生ふたりの等身大ラブコメ。