地球文明が何らかの原因で滅びて人類が神様の導きによって「アシンク」という星に移住され、そこで始めた新しい精神力が主な文明=異世界。
それから五千年経て、オーストリックという大陸の最西端に「葦夏王国」が出現した。
そしてまた四百年以上経て、「今」の時代になった。
葦夏王国が第四八九年になる前の日、アッシリア四五六年の十月九日。
この日から、四八八年間ずっと平和的であった葦夏国が、気づかれないところから変化が生じ始めた。
平凡な少女公孫離、国政をつかさどる太政大臣皐月氏、人望の高い姫様・皐月氏の妹である有莉ちゃん、追われている謎の人物「神語れる者」、そのヒーロー・ヒロインたちが新時代の神の導き下で、いったいどこへたどりゆくのだろうか。
※台湾作家が日本語で書いた作品です。
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