「私」は街を眺めていました。遥か眼下に広がる小さな光の集合体が瞬いては消え、瞬いては消え……、美しく煌めくのをただ眺めているばかりを幸せと感じ、そして寂しさを感じてしまう。一人で生きると決める前から一人であったことに不満が無いわけではないけれど、そんなことに心をかじかませてしまう弱さが憎らしくはあるけれど、自分を必要とするものがいるから頑張れる、とある星の独り言です。
拙作を見つけていただいたことに感謝します。
ほのぼの 一人きりの 朝でも夜でもない 寂しくはない 幸福の形 恒星 月 お月様
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