報われない人生を歩んでいた少年は、愛猫を助けるために命を落としてしまう。
だが次に目を覚ましたとき、なぜか赤ちゃんの姿になっていた!?
隣は子竜――そしてそれが愛猫だとわかる。
今度こそ二人で幸せになろう。そう決意した矢先、主人公は生まれ先の両親から指に『魔印』が刻まれていると知る。
それは、とてつもない大きなら力が眠っている証拠だった。
知らずのうちに魔力操作をしていた主人公だが、祝福の儀式をきっかけに能力の重大に気づく。
なんとそれは、『魔結界』と呼ばれる、魔物を閉じ込める力だった。
主人公は宮廷魔法使いになるべく試験を受け信頼できる仲間とともに仲を深めていく。
そして愛猫のおもちもまた、子竜から竜へと進化してとてつもない力を得ていたのだった。
無事に試験を合格した主人公は、初めて出会う他国の仲間たちと出会い、さらなる試験に挑んでいく。
そしてそこで主人公は、さらなる力に目覚める。
これは、前世が報われなかった主人公が、来世でおもちこと竜と幸せを目指すために前に着き進んでいく物語――。