ある日、自分がプレイ途中の乙女ゲームのヒロインに転生したことに気づいたリリィ(デフォルト名)。 せっかく可愛い女の子に生まれ変わったんだから好きに生きたい！とシナリオガン無視で生きていこうと画策するが乙女ゲームの強制力は思ったより強いようで… なんとかして攻略対象とのフラグを折りまくり、シナリオから逸れた人生をおくろうと奮闘するリリィのお話です。

《これは10年にも満たない時間の幸せだった時の物語》 王女ルチルはある日突然10才以上も年上の隣国の王太子ディアマンテとの政略結婚を告げられる。 他国に嫁いだルチルに待ち構えていたものは… ※前作『訳アリ訪問者と巷で噂の魔女』の続編(番外編)になります。 前作を読んでいなくとも全然問題はありません。 お時間があれば前作も読んでいただけると嬉しいです。

『どんな病でも治してくれる魔女がいる』 赤茶色の髪に青緑色の瞳をした魔女ヴェルーリヤは深い森の中、泉の上の小さな家に1人で住んでいた。 そんなヴェルーリヤの噂を聞いて、訳アリ依頼者ダイ(偽名)は毒を盛られた母を救って欲しいと頼みに来た。 そして、2人を使って自身の願いを叶えようと目論むヴェルーリヤの兄弟子オブシディアン。 無表情？魔女(心の中は表情豊か)ヴェルーリヤと隠す気ゼロの第二王子(本人は隠してるつもり)ディアマンテ(ダイ)と腹黒天才第一王子(隠す気ゼロ)オブシディアンの成長？＋ちょっと恋愛？物語です。 第二王子ディアマンテの番外編は本編のディアマンテ目線のお話となっております。 竜の谷族長ヒスイ、第二妃(第一王子の母)ガーネット、第一王子オブシディアンの番外編は各々の過去と現在のお話になっております。 ※その後の話、続編(番外編)『ルチルの生きた証』もお時間があれば読んでいただけると嬉しいです。