※グラスト創刊記念コンテスト用あらすじ
若き訓練士(トレーナー)のアレンは、兎獣人(ラビリアン)のピノラと古代都市サンティカの闘技会(グラディア)に出場するも、2年間勝ち星を得られず、周囲からは憐憫の眼差しを向けられていた。
ピノラを幸せにするという約束と、戦績の伴わない現実に葛藤しつつも目を背けていたが、『アレンと一緒に居たいのに、試合に勝てない』と泣くピノラの姿を目の当たりにし、再度彼女を幸せにすると誓いを立てる。
20年前に、当時最強と謳われた兎獣人ファルルの訓練士をしていたシュトルに教えを乞うために隣町を訪れる。アレンはシュトルにピノラの武具手配と訓練の約束を取り付けるが、その支払いのためサンティカで労働に勤しむ事に。
武具が完成し、訓練を終えたピノラは直後の闘技会で初勝利を飾り、瞬く間に決勝戦へ。
そしてついに念願の闘技会の頂点を勝ち取った彼らは、新たなる頂を目指し次シーズンの闘技会に挑む。