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連載 11エピソード
ある日、祖父が言いました。 僕も長く生きた。 多くの時代を越え、いくつもの国に渡り、数えきれない人たちと出会った。 もう僕しか覚えていない言葉があり、僕だけが知っている人生がある。 このまま彼らが忘れられ消えていくのは、どうにも残念でならないんだ。 だから、ほら。おとぎ話みたいなものだと思って、少しのあいだ耳を傾けてくれないか。 ※ローファンタジー世界を題材にしたオムニバス形式の散文詩です。
作品情報
詩[その他]
最終更新日:2020年09月14日
日常 群像劇 ローファンタジー 魔法 現代 近代 近世 散文詩 読了時間:約9分(4,035文字)